北海道札幌市南区に位置する「真駒内カントリークラブ 空沼コース」。
2025年『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』が、7月10日から13日の日程で開催されます。
真夏の北海道を舞台に女子プロゴルファーたちが熱戦を繰り広げる注目のトーナメントです。
これまで多くの初優勝者が誕生し、若手が躍進する大会と知られています。
2023年大会から現在の名称となり、会場も真駒内カントリークラブ 空沼コースに固定されました。
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップとは
『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』は、女子プロゴルフの夏季シーズンを象徴する大会のひとつとして、2025年で第9回目を迎えます。
前身となる「ニッポンハムレディスクラシック」は2016年に創設され、以来、北海道の大地を舞台に数々の名勝負が繰り広げられてきました。
2023年より、精密機器メーカー「ミネベアミツミ」がタイトルスポンサーに就任したことで大会名称が変更され、同時に主催者として北海道新聞社が加わりました。
これにより地域密着型大会としての性格がいっそう強まり、道内出身選手や若手プロ飛躍の場としても注目されています。
また、会場は2023年から札幌市の真駒内カントリークラブ 空沼コースへと移り、コースの戦略性と景観美も話題を呼んでいます。
例年、全国から精鋭120人が集い、賞金総額1億円を巡って激戦を繰り広げる本大会は、国内女子ツアー中盤戦の流れを占う重要な位置づけにあります。
初優勝を飾る選手が多いことでも知られ、若手の登竜門ともいえる大会です。
真夏の北海道で若手の才能とベテランの経験がぶつかり合う4日間は、毎年多くのファンの注目を集めています。
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ大会概要
・大会名:ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ
・開催期間:2025年7月10日(木)〜7月13日(日)
・会場:真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道札幌市南区常盤200)
・コース:6,688ヤード/Par72(36,36
・賞金総額:1億円
・優勝賞金:1,800万円
・出場人数:120人(予定)
・予選通過ライン:第2ラウンド終了時60位タイまで(予定)
・主催:北海道新聞社
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ歴代優勝者一覧
回数 | 優勝者 | スコア | 開催コース |
---|---|---|---|
第1回 | 葭葉ルミ | -8 | アンビックス函館倶楽部 上磯GC |
第2回 | イ・ミニョン | -19 | アンビックス函館倶楽部 上磯GC |
第3回 | アン・ソンジュ | -13 | アンビックス函館倶楽部 上磯GC |
第4回 | サランポーン | -15 | 桂ゴルフ倶楽部 |
第5回 | 堀琴音 | -14 | 桂ゴルフ倶楽部 |
第6回 | 西村優菜 | -18 | 桂ゴルフ倶楽部 |
第7回 | 小祝さくら | -12 | 真駒内CC 空沼コース |
第8回 | 川﨑春花 | -18 | 真駒内CC 空沼コース |
真駒内カントリークラブ 空沼コースについて
1969年開場の真駒内カントリークラブは、札幌市南区の丘陵地に「空沼コース」と「藻岩コース」の36ホールを展開するゴルフクラブです。
大会が行われる空沼コースはゆるやかなアンジュレーションと幅広いフェアウェイが特徴で、のびやかなプレーを楽しめる設計となっています。
各ホールは唐松、トド松、白樺などの樹木でセパレートされ、季節ごとに変化を見せる景観も魅力のひとつです。
コース設計は丸毛信勝氏。
赤レンガを調のクラブハウス設計は、石川設計が担当し、施工は熊谷組が行いました。
キャディ付き・徒歩スタイルでのラウンドを基本とし、北海道らしい自然の中でじっくりとゴルフを味わえる環境が整っています。
まとめ
『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』は、夏の北海道で開催される女子ゴルフ界の重要な一戦として、若手選手や地元出身選手の活躍が期待される大会です。
舞台となる真駒内カントリークラブ 空沼コースは、雄大な自然美の中に高度な戦力性を秘め、プレーヤーに「これこそが北海道のゴルフ場だ」と感嘆させるほどの完成度を誇ります。
7月の札幌で繰り広げられる熱戦に、ぜひ注目してください。