昨季、悲願の女子ツアー初優勝を果たした佐藤心結(さとう みゆ)選手。
彼女の武器は、ダイナミックなスイングから繰り出す美しいフェード弾道。
その持ち味を最大限に引き出すため、今季もクラブ選びには一切の妥協がありません。
雨天時でも安定したショットを可能にする工夫や、扱いやすさを重視したアイアン選択など、細部まで考え抜かれたセッティングが注目されています。
佐藤心結選手の最新クラブセッティング
佐藤心結選手は、ブリヂストン契約らしく、クラブ1本1本にこだわりを持ったセッティングでツアーを戦っています。
フェードを活かした飛距離と安定感、雨天の試合でもブレない安心感を重視し、ドライバーからパターまでバランスよく構成されているのが特徴です。
クラブ1本1本に明確な狙いとこだわり
佐藤心結選手は、契約先であるブリヂストンのクラブを軸に、自身のスイングとプレースタイルにしっかりとマッチしたセッティングを構築しています。
クラブ1本1本に対して明確な狙いとこだわりを持ち、どの番手にも「なぜそれを使うのか」など、しっかりとした理由付けするのが特徴です。
フェードと安定性を重視したクラブ選び
特にドライバーからアイアン、ウェッジ、パターに至るまで、すべてのクラブが「フェード系の持ち球を安定させること」「雨天でもスイングリズムを崩さず、インパクト時にしっかり球をつかまえられること」を念頭に選ばれています。
番手ごとの役割を明確にしたセッティング
ドライバーにはつかまりすぎず、自然にフェースがターンするヘッドを採用し、中弾道のフェードを狙いやすいシャフトを組み合わせ。
アイアンは番手ごとに求める打ちやすさや安心感に応じてモデルを細かく使い分け、ショートゲームでは構えたときの座りやスピン性能に強いこだわりを見せています。
あらゆる状況に対応する完成度の高さ
こうしたギア選びの積み重ねが、彼女のダイナミックなスイングと、安定したショット精度を生み出しているといえるでしょう。
試合ごとに戦略を明確に持ちながら、天候やコースコンディションに左右されにくい、完成度の高いセッティングとなっています。
佐藤心結選手のセッティング一覧
クラブ | モデル | シャフト |
---|---|---|
ドライバー | ブリヂストン B2 HT(9.5°) | ツアーAD UB-5S |
フェアウェイウッド | ブリヂストン B2 HT(3W/15°) | ツアーAD UB-5S |
ユーティリティ | ブリヂストン B1 ST HY(3番21°・4番24°) | ツアーAD VF-75S |
アイアン(#5〜#6) | ブリヂストン 258CBP | NS PRO 950GH S |
アイアン(#7〜PW) | ブリヂストン 241CB | NS PRO 950GH S |
ウェッジ(48°・54°) | ブリヂストン Biting Spin | NS PRO モーダス3 Wedge 105 S |
ウェッジ(58°) | ブリヂストン BRM2 | NS PRO モーダス3 Wedge 105 S |
パター | テーラーメイド スパイダー ツアーX | オリジナルスチール |
ボール | ブリヂストン TOUR B X | — |
佐藤心結選手のゴルフ歴
佐藤心結(さとう みゆ)選手は、神奈川県出身の若手女子プロゴルファー。
ジュニア時代から全国レベルで活躍し、高校卒業後の2022年にプロテスト合格を果たしました。
ダイナミックなスイングと持ち前のフェードボールを武器に、2023年シーズンで念願のツアー初優勝を達成。
現在は2勝目を目指し、安定感あるプレーと成長を重ねています。
佐藤心結選手プロフィール
名前 | 佐藤 心結(さとう みゆ) |
---|---|
生年月日 | 2003年7月21日 |
出身地 | 神奈川県小田原市 |
出身校 | 明秀学園日立高等学校 |
身長 | 161cm |
血液型 | O型 |
ゴルフ歴 | 5歳から |
趣味 | 音楽鑑賞、長風呂 |
プロ入会 | 2022年(94期生) |
契約クラブ | ブリヂストン |
主な戦績 | 2023年 スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 優勝 |
まとめ
佐藤心結選手は、ダイナミックなフェードを武器としながら、クラブには「つかまりすぎない安心感」「雨でも滑らない安定感」「アイアンはやさしく、見た目もスッキリ」「アプローチは信頼できる相棒」という明確な基準で選んでいます。
2勝目に向けて、より完成度を高めたクラブセッティング。
ダイナミックなスイングと細部にまでこだわったギア選びが、今季さらなる飛躍を支えています。