2024年のプロテストでトップ合格を果たし、2025年シーズンのJLPGAツアーに本格参戦している寺岡沙弥香(てらおか さやか)プロ。
2022年には日本女子アマチュア選手権を制するなどアマ時代から注目されてきた逸材です。
中学時代から愛用しているというミズノのクラブは、すべてに明確な目的があり、ショットのバリエーションと操作性の高さが際立っています。
寺岡沙弥香選手クラブセッティングの特徴
寺岡沙弥香選手のセッティングは、全体を通して「多彩な球筋への対応力」と「操作性の高さ」を重視した構成です。
飛距離よりもショットの精度、コントロール性を重視しており、実戦的で戦略的なクラブ選びが印象的です。
ドライバー・ウッド・ユーティリティ
- 1W: ミズノ ST-G ドライバー(操作性が良く、球筋を打ち分けやすい)
- 3W: ミズノ ST-MAX 230 フェアウェイウッド(直進性重視)
- 5W: Mizuno Pro フェアウェイウッド(操作性が高く、多彩な対応が可能)
- 3U: ミズノ ST-MAX 230 ユーティリティ(高弾道でグリーンを狙える)
- 4U: Mizuno Pro ユーティリティ(距離感をつかみやすい)
アイアン(6I〜PW)
- Mizuno Pro 243(打感が柔らかく、狙った距離に落としやすい)
ウェッジ
- S23 45-07: 抜けの良さが特徴で、芝に刺さらず扱いやすい
- Mizuno Pro T-1 50-08: スピンコントロール性に優れ、距離感が合いやすい
- Mizuno Pro T-1 58-08: 高さとスピンを使い分け、多彩なアプローチが可能
寺岡沙弥香選手、幼少期からの軌跡とアマチュア時代の歩み
寺岡沙弥香選手がゴルフと出会ったのは4歳のとき。
母親から贈られたおもちゃのゴルフクラブが、すべての始まりでした。
5歳で受けたスイング診断で「プロになれる」と太鼓判を押されたと言いますから、すごいですね。
これが大きな転機となり、早くもプロゴルファーへの夢を明確に描き始めます。
小学2年生からはリアライズ・ゴルフアカデミーの川西直樹ティーチングプロのもとで本格的な指導を受け、才能を開花。
高槻市立第三中学校在学中には、2017年の関西中学校ゴルフ選手権で優勝、関西ジュニア選手権でも2位と頭角を現しました。
進学先の大阪学院大学高等学校はゴルフの名門校として知られ、後輩には川﨑春花プロも在籍。
寺岡プロ自身も在学中に関西高等学校ゴルフ選手権で複数回上位に入賞し、2020年には3年生大会で優勝を果たしています。
高校卒業後も研鑽を積み、2022年には関西女子アマチュア選手権と日本女子アマチュアゴルフ選手権の二冠を達成。
2023年の宮里藍サントリーレディスオープンでは15位タイに食い込むなど、プロの舞台でも着実に成果を上げてきました。
プロテストでは2年連続で1打差に泣く悔しさも味わいましたが、決して諦めず努力を重ね、2024年の3度目の挑戦でついにトップ合格。
その年の日本女子オープンでは初日4位タイという健闘を見せるなど、その実力と成長曲線は本物です。
寺岡沙弥香選手のプロフィール一覧
名前 | 寺岡 沙弥香(てらおか さやか) |
---|---|
英字表記 | Sayaka Teraoka |
生年月日 | 2002年9月14日 |
出身地 | 大阪府高槻市 |
出身校 | 大阪学院大学高等学校 |
プロテスト合格 | 2024年11月1日(97期生・トップ合格) |
JLPGA入会日 | 2024年12月1日 |
2025年ステータス | リランキング21位/QTランキング54位 |
契約クラブ | ミズノ |
契約ウェア | Dance with Dragon |
契約シューズ | ミズノ |
身長 | 153cm |
体重 | 62kg |
血液型 | AB型 |
ゴルフ歴 | 4歳〜 |
趣味 | 料理 |
好きな色 | 黄色 |
資格 | JLPGAティーチングプロフェッショナル A級 |
まとめ|操作性と正確性を武器に
寺岡沙弥香プロのクラブセッティングは、派手さよりも実戦力を重視した内容です。
ミズノとの信頼関係に支えられたセッティングは、シーズンを通じての安定感を下支えしています。
多彩な状況への対応力を武器に、ツアーでの初優勝を目指す彼女のプレーに今後も注目が集まります。