5歳でゴルフを始め、ジュニア期から全国大会で経験を重ねてきた中村 心選手。
2023年の日本ジュニアで逆転優勝、日本女子オープンでローアマを獲得し、2024年には2度目の最終プロテストに合格します。
ルーキーイヤーの2025年は積極的にピンを狙う攻めのスタイルで、早期のレギュラーツアー初優勝を目指す、中村 心選手のプロフィールに焦点を当てました。
中村心選手のプロフィール一覧
氏名 | 中村 心(なかむら こころ) |
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生年月日 | 2005年10月25日(19歳) |
出身地 | 山口県 |
所属 | ヤマエグループHD |
身長 | 160cm |
血液型 | A型 |
出身校 | ECC学園高等学校 |
プロ転向 | 2024年(JLPGA 97期生) |
ゴルフ歴 | 5歳〜 |
得意クラブ | ドライバー |
中村心選手の戦歴ハイライト
・2023年:日本ジュニアゴルフ選手権(女子15〜17歳の部)優勝。最終ラウンドで9バーディの大逆転。
・2023年:日本女子オープンで14位タイ、ローアマチュアを獲得。
・2024年:JGAナショナルチーム選出。オーガスタナショナル女子アマに出場(予選敗退)。
・2024年:最終プロテスト合格(97期)。
・2025年:富士フイルム・スタジオアリス女子で自己ベスト2位タイを記録し、ツアー初優勝を目指す。
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中村心選手がゴルフを始めたきっかけとジュニア時代
中村 心選手がゴルフを始めたのは、5歳のときです。
3歳年上の姉が先にゴルフを始めたことに刺激を受け、自らもクラブを握るようになりました。
幼い頃から負けん気が強く、姉に追いつきたい一心で練習に励んだといいます。
小学生時代から数多くのジュニア大会に出場し、徐々に頭角を現しました。
2020年には山口県民ゴルフ大会を制し、早くからその実力を証明しています。
高校進学後はさらに競技に打ち込み、2022年の関西高等学校ゴルフ選手権で優勝。
翌2023年には日本ジュニアゴルフ選手権(女子15〜17歳の部)で最終日に9バーディを奪い、圧巻の逆転優勝を果たしました。
この勝利によって、彼女の名は一躍全国区となり、世界アマチュアランキングでも21位まで上昇しました。
同年には日本女子メジャー大会の一つである日本女子オープンに出場。
アマチュアながら14位タイの好成績を残し、見事ローアマチュアに輝きました。
大舞台で堂々と戦う中村 心選手の姿勢は、多くのゴルフファンに鮮烈な印象を与えたのです。
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プロ転向までの道のり
2023年に初めて挑んだ最終プロテストでは、惜しくも34位タイで不合格に終わった中村 心選手。
不合格の落胆と悔しさの中で選択肢に上がったのが、ナショナルチーム入りして経験を積むことでした。
ナショナルチーム加入には在籍校が必要だったため、通信制の人間総合科学大学に進学。
2024年にはJGAナショナルチームに選出され、国内外での試合を経験しました。
アメリカで行われたオーガスタナショナル女子アマチュアでは予選敗退に終わりましたが、世界のトップアマチュアと戦った経験は貴重な財産となったようです。
大学で心理学を学びながら競技を続けるという選択は、目先の結果だけでなく長期的な成長を見据えたものでしょう。
そして同年、2度目の挑戦となる最終プロテストで念願の合格を果たし、JLPGA97期生としてプロの舞台に立つことになったのです。
クラブセッティング(判明分/2025時点)
プロのクラブセッテングは、契約や試合によって変更の可能性があります。
以下は公開情報を基にした目安です。
カテゴリー | モデル・仕様(例) |
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ドライバー | スリクソン系ヘッド(ロフト例:9.0°) |
フェアウェイウッド | スリクソン系 3W / 5W |
ハイブリッド | スリクソン系 4H / 5H(シャフト例:Speeder NX HB) |
アイアン | スリクソン ZX系(#6〜PW) |
ウェッジ | クリーブランド系(48° / 52° / 58°) |
パター | オデッセイ系(例:ELEVEN TOUR LINED CS) |
ボール | ダンロップ系(スリクソン) |
※ツアー現場での実戦スペックは随時更新されるため、最新の大会速報やメーカー公式情報を確認することを推奨します。
まとめ
日本ジュニア優勝、日本女子オープンでのローアマ獲得といった実績を経て、2024年に97期生としてプロ入りした中村 心選手。
積極的に攻めるスタイルを武器に、ルーキーイヤーの2025年は上位争いを繰り返し、初優勝が期待される注目の若手プロです。