竹田麗央プロは2025年シーズン、安定したショット力と攻めのゴルフで注目を集めている女子プロゴルファーです。
本記事では、彼女が使用しているクラブセッティング全14本を詳細に紹介します。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターまで、それぞれの選定理由と特徴を解説し、ゴルフクラブ選びの参考にしていただける内容となっています。
竹田麗央選手はなぜ、これほど強いのか?
竹田麗央選手は2022年にプロ入りし、2023年シーズンには日本ツアーで初優勝を果たします。
2024年シーズンには、国内メジャー2勝を含むツアー7勝を挙げ、初の年間女王に輝きました。
そして、2025年シーズンから本格的に米国女子ツアーに参戦します。
同年3月の『ブルーベイLPGA』で2位に6打差をつける圧勝で米ツアー通算2勝目を挙げました。
プロ入り後、ほんの短期間に国内メジャー2勝を含む日本ツアー8勝、アメリカツアー2勝ですから、これは本当に強い選手が出てきたものです。
竹田麗央選手の強さの秘密とは?
竹田プロの強さの秘密は、以下の点にあります。
- 高いショット精度:フェアウェイキープ率とパーオン率の高さが安定したスコアメイクを支えています。
- メンタルの強さ:プレッシャーのかかる場面でも冷静にプレーし、勝負強さを発揮しています。
- 戦略的なプレースタイル:コースマネジメントに優れ、リスクとリターンを的確に判断しています。
- 継続的な努力:日々の練習とトレーニングを怠らず、技術と体力の向上に努めています。
強い竹田麗央選手のクラブセッティングを見ていきましょう。
きっと、あなたの参考になると思います。
竹田麗央のドライバー|飛距離と操作性を両立する低ロフト設計
・モデル:スリクソン ZX7 Mk II LS プロトタイプ
・ロフト:8.5度
・シャフト:Tour AD UB-5X(45.25インチ)
ロフト8.5度という攻めた設定は、ヘッドスピードのある竹田選手だからこそ扱える仕様です。
Xフレックスのシャフトと組み合わせることで、風に強い弾道と方向性の安定を両立。
フェード系の持ち球との相性も良く、飛距離とコントロール性を高次元で両立しています。
竹田麗央のフェアウェイウッド|信頼の一本で勝負する3W構成
・番手:3W
・モデル:スリクソン ZX Mk II(15度)
・シャフト:Tour AD UB-6S
3W一本体制で構成されたフェアウェイウッドは、ロングホールのセカンドやティーショットでの使用が中心。
強弾道を意識し、ティーアップしても地面からでも扱いやすい設計となっています。
UBシャフトとの組み合わせで打ち出しとスピン量を安定させています。
竹田麗央のユーティリティ|高弾道と安心感を生むロングゲームの要
・番手:3U(19度)、4U(22度)
・モデル:スリクソン ZX Mk II
・シャフト:Tour AD DI-75 HYBRID S
ロングアイアンの代替として3U・4Uを採用。
DIシャフトは先中調子で球の上がりやすさと直進性を両立していて、グリーンを狙えるユーティリティとして信頼性抜群です。
フェアウェイウッドとのつながりもスムーズです。
竹田麗央のアイアン|番手別に異なるモデルで飛距離と操作性を確保
・5I:スリクソン ZXi5
・6I〜PW:スリクソン ZXi7
・シャフト:NS PRO MODUS3 TOUR120 S
飛距離の出る5番アイアンにはZXi5、操作性とスピン性能を重視する6番以降にはZXi7を採用するコンボセッティング。
MODUS3 TOUR120は中重量ながらスムーズな切り返しと安定した打ち出しを支えるバランスの良いシャフトです。
竹田麗央のウェッジ|多彩なアプローチを可能にする3本体制
・ロフト:50度、54度、58度
・モデル:クリーブランド RTZ
・シャフト:NS PRO MODUS3 TOUR120 S
フルショット、ピッチ&ラン、バンカーショットといった様々なシーンに対応するため、3本のウェッジを投入。
ソール形状とスピン性能に定評あるRTZを使用し、ショートゲームでの寄せ能力を引き出しています。
竹田麗央のパター|安定感のあるマレット型で勝負
・モデル:オデッセイ Ai-ONE #7 S
視認性と直進性の高いマレット型を選択。
ヘッドの重さと安定したフェースローテーションが、ロングパットの距離感とショートパットの安定性を支えています。
順回転のかかったスムーズな転がりが持ち味です。
竹田麗央の使用ボール|スリクソン Z-STAR 2025年モデル
・モデル:スリクソン Z-STAR
スリクソン契約選手として最新モデルを使用。
飛距離性能とグリーン周りのスピン性能のバランスに優れ、竹田選手のプレースタイルとマッチしています。
まとめ
竹田麗央プロのクラブセッティングは、自身のフィジカルとショット傾向を最大限に活かした構成です。
中上級者のクラブ選びにとって大いに参考になるでしょう。