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横浜カントリークラブの魅力|歴史・コース紹介・会員情報・料金まで徹底解説

ゴルフ名門コース

神奈川県横浜市にある「横浜カントリークラブ」は、都心からのアクセスが抜群です。

大都会の真っただ中にありながら、豊かな自然はプレーヤーの心を和ませます。

 

都会のオアシス横浜カントリークラブは、戦略的なコース設計と古い歴史を誇る名門クラブでとして知る人ぞ知る存在です。

 

この記事では、クラブの歴史、36ホールのコース特徴、メンバー構成、料金システムまでを徹底的に解説します。

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横浜カントリークラブとは?|概要と立地

神奈川県横浜市に所在する「横浜カントリークラブ」は、1960年に開場した伝統と格式を誇る名門ゴルフクラブです。

 

東コース・西コースがそれぞれ18ホールを展開し、全36ホールから成る雄大なコースは、都市近郊とは思えないほどの豊かな緑に包まれています。

 

都心からのアクセスも良好で、横浜新道「今井IC」から車でわずか3分。

JR横須賀線「東戸塚駅」からはクラブバスで約8分と至近距離と、実に恵まれた環境にあります。

 

忙しい現代人でもゴルフを通じて気軽に、非日常を味わえる場所として親しまれています。

 

大都会・横浜の中心部からほど近い立地でありながら、一歩クラブの敷地に足を踏み入れれば、そこは別世界。

静けさと自然の息吹が漂ってくるのです。

 

年輪を経た樹木が泰然と並ぶフェアウェイ、風になびく草花、遠くに望む市街地のビル群——喧騒から解き放たれた穏やかな時間が流れます。

 

まさに“都会のオアシス”ともいえるこの地は、プレーヤーの心に安らぎを与え、同時に知的スポーツゴルフの魅力を心行くまで味わうことのできる舞台なのです。

 

自然と調和した戦略的レイアウト、そして歴史に裏打ちされたクラブの品格が、訪れる者すべてを魅了するゴルフ場、それが横浜カントリークラブです。

横浜カントリークラブの歴史

クラブの設立は1960年

大田区の河川敷にあった六郷ゴルフクラブの創設者・相山武夫氏が中心となって開場しました。

 

東コース9ホールからスタートし、翌年には18ホールに拡張。

西コースの開設を経て36ホール体制が整いました。

 

クラブハウスは1970年、建築家・谷口吉郎氏の設計によって建てられ、平安朝風の伝統的なデザインが施されています。

横浜カントリークラブのコース紹介|東コース・西コースのレイアウトと魅力

東コース

2000年にコース設計家・佐藤謙太郎氏の手によって大規模な改修が行われ、東コースはより戦略性に富んだ設計へと生まれ変わりました。

 

距離は比較的コンパクトながら、巧みに配されたバンカー、微妙なアンジュレーションを持つフェアウェイ、そしてグリーン周りの絶妙な難易度がプレーヤーの技術と判断力を試します。

 

丘陵地形を活かしたダイナミックな起伏が特徴で、ホールによっては横浜市街地を一望することができる開放的なレイアウトを持ちます。

 

まるで空に向かってショットを放つような高台のティーグラウンドからの眺望は、このコースの隠れた魅力のひとつでしょう。

 

一方で、距離が抑えられている分、シニアや女性ゴルファー、ビギナーにも優しく、幅広いレベルのプレーヤーがそれぞれの戦略で楽しめるコースに仕上がりました。

 

やさしさと厳しさ、華やかさと静けさが共存する、まさに「変化に富んだ丘陵の大舞台」です。

西コース

2014年から2年の歳月をかけて、世界的名匠ビル・クーア氏とメジャーチャンピオンのベン・クレンショー氏による全面改修が行われたのが西コース。

 

「自然との共生」をテーマに大改修された、横浜カントリークラブの象徴ともいえるコースです。

 

人工的な装飾を排し、自然の起伏と地形をそのまま活かしたクラシカルで骨太なレイアウトが展開される18ホール。

 

バンカーの配置、フェアウェイの絞り込み、そして高速グリーン——すべてが熟考の上で設計され、プレーヤーの技術だけでなく、コースマネジメント能力を問う構成となっています。

 

バックティからは全長約7,000ヤードを誇る本格的なチャンピオンコースであり、2018年には日本最高峰の大会「第83回日本オープンゴルフ選手権」の舞台にもなりました。

 

トーナメントを戦うプロが挑む設計のまま、一般プレーヤーも同じ舞台に立てる――それが西コース最大の魅力です。

横浜カントリークラブ改修前後の違いと設計家の思想

東コース|モダン戦略設計への進化

かつての東コースは、比較的フラットな丘陵地に広がる伝統的なレイアウトで、多くのゴルファーが「景色は良いが個性に欠ける」と感じていたものです。

 

戦略的な罠よりも距離で勝負するタイプのコースであり、技術より飛距離が求められる設計でした。

2000年に改修を手がけた佐藤謙太郎氏は、この東コースに「変化」と「挑戦」を持ち込みます。

 

地形を活かしたホールの分断と再構成、フェアウェイの起伏の強調、グリーン周囲の絞り込みによって、ただ打つだけでは攻略できない“考えるゴルフ”をゴルファーに提示したのです。

 

佐藤氏は「ゴルフは技術と創造の融合」と語っていて、ビギナーから上級者まで、それぞれのレベルに応じた攻略ルートを用意することを信条としています。

 

東コースはまさにその信念を形にしたもの。

短いが侮れない、知的な魅力に満ちたコースに再構築されました。

西コース|自然回帰とリンクス的精神の導入

改修前の西コースは、近代的な林間スタイルを色濃く残し、整備された木立と人工的なレイアウトが特徴でした。

 

いわば「美しいが没個性的な」コースでした。

コースデザインがやや保守的と言われていたのです。

 

2014〜2016年の改修で登場したのが、ビル・クーア&ベン・クレンショーでした。

現代ゴルフ界を代表する設計コンビです。

 

彼らが採用したのは、リンクス的な「自然との共生」「過度な装飾の排除」「ボールを地面で操る設計思想」でした。

 

中でも特徴的なのは、バンカーの縁がナチュラルに草と混ざり合い、芝と砂の境界が曖昧になっている点です。

 

これはスコットランドの古典的リンクスに見られる手法であり、背景ににある哲学が「風景の一部としてのバンカー」。

 

彼らの設計思想は「自然を支配するのではなく、自然を尊び、そこに寄り添うこと」。

 

この思想が日本の自然美と見事に融合し、西コースは「日本におけるネオ・リンクスの傑作」とも評される存在となりました。

 

「クーア&クレンショー(Coore & Crenshaw)」とは、ビル・クーア(Bill Coore)とベン・クレンショー(Ben Crenshaw)の二人が共同で設立した、アメリカの著名なゴルフコース設計事務所の名称です。

改修の本質|クラブの未来への布石

両コースの改修は単なる施設の近代化ではなく、”大いなる舞台横浜カントリークラブの再定義とも言えるものでした。

 

佐藤謙太郎氏によって改修された東コースは「考える楽しさ」がテーマ。

 

クーア&クレンショーが関わった西コースは「自然の中で生きるゴルフの原点」を具現化しています。

 

名門クラブであり続けるためには、伝統を守るだけでなく、変化を恐れない柔軟さも必要。

 

横浜カントリークラブは、その象徴的な成功例であり、日本ゴルフ界における先進的な取り組みのモデルケースでもあります。

横浜カントリークラブのメンバー構成と入会条件

横浜カントリークラブの正会員数は約2,500名、平日会員は約400名です。

入会には正会員1名の推薦や、ゴルフハンディキャップの取得などが必要です。

法人会員制度も整備されており、企業単位での利用も可能です。

料金体系(2025年5月時点)

東コース(キャディ付・5人乗りカート)

  • 平日:ゲスト ¥30,253 / ビジター ¥34,103
  • 土祝:ゲスト・ビジター ¥42,903

東コース(セルフプレー)

  • 平日:ゲスト ¥26,073 / ビジター ¥24,973
  • 土祝:ゲスト ¥38,723 / ビジター ¥37,623

西コース(キャディ付)

  • 平日:ゲスト ¥31,353 / ビジター ¥35,203
  • 土祝:ゲスト・ビジター ¥44,003

西コース(セルフ・プッシュカート)

  • 平日:ゲスト ¥26,073
  • 土祝:ゲスト ¥38,723

※3バッグ・2バッグの場合は別途追加料金が発生します。

まとめ|名門の伝統と革新が共存するクラブ

横浜カントリークラブは、歴史あるクラブとしての重厚感と、最新の設計によるモダンなゴルフ体験が両立した名門コースです。

 

アクセスの良さ、戦略性に富んだコース設計、そして格式ある会員制度は、まさに都市型ゴルフクラブの理想形といえるでしょう。

 

名門でのプレーを体験したい方にとって、これ以上ない選択肢です。