徳島県鳴門市の「グランディ鳴門ゴルフクラブ36」は、瀬戸内海を見渡す丘陵地に広がる四国屈指のリゾートコースです。
全36ホール、2コース構成の壮大なレイアウトは、景観美と戦略性を兼ね備え、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
2025年5月29日〜6月1日には、国内女子ゴルフの名門トーナメント『リゾートトラスト レディス』も開催予定。
プロも認めるこの舞台の魅力を、詳細にご紹介します。
グランディ鳴門ゴルフクラブ36東コースの特徴
グランディ鳴門ゴルフクラブ36の東コースは、ただ海を“見せる”のではなく、プレーヤーの意識にそっと“海を滲ませる”ような構成が秀逸です。
ティーグラウンドに立つと、空と海の境界がかすかにゆらぎ、遠くを見るほどに、世界の静かな呼吸を感じることでしょう。
そんな安穏の中に身を置き、ショットのリズムを整えていく——グランディ鳴門ゴルフクラブ36にはそんな時間が流れます。
潮の香りが微かに流れ来て、陽の光がフェアウェイの芝に細やかな陰影をつくる様子を想像してみてください。
フェアウェイの曲線は人工の設計を感じさせず、自然の摂理に従って、はるか昔から、ずーっとそこに在るかのような佇まいを見せています。
悠久の海はプレーに干渉することはなく、しかし視界の隅でつねに静かに揺蕩っている——その微妙な存在感こそが、グランディ鳴門ゴルフクラブ36の「奥行きの深さ」を物語っているのです。
グランディ鳴門ゴルフクラブ36西コースの特徴
グランディ鳴門ゴルフクラブ36西コースは、東の穏やかさとは趣を異にし、コース全体に静かな緊張感が漂います。
起伏は穏やかに見えて、ショットの落とし所にはわずかな傾斜や芝目が複雑に絡み合い、打球の止まるべき場所が予測できない設計が特徴です。
フェアウェイは視覚的には広く映るものの、その広さに安心してはなりません。
プレーヤーの「距離感」と「選択」が、ホールごとに問われることになります。
グラスバンカーや池の配置もあくまで自然の一部としてそこに在り、罠ではなく風景の延長として、まるでゴルファーの技量や行動をみつめているかのようです。
グランディ鳴門ゴルフクラブ36の概要
・所在地:徳島県鳴門市北灘町折野字大川筋182
・コースレート:73.8(東コース)
・コース全長:7,070ヤード(西OUT・IN)
・開場日:1993年6月9日
・公式サイト
・宿泊施設:敷地内にザ・ロッジを併設。全47室(ツイン・和洋室)
・レストラン:7:00〜14:00営業。バイキング形式の朝食も提供
・練習場:10打席/10ヤード(330円/30球)
・温泉・露天風呂・サウナ完備で、プレー後のリラックスにも最適
また、GPSカートナビを導入していて、プレーの進行はスムーズです。
無料シャトルバス(高速鳴門⇔ホテル)も利用できます。
プレー体験者の声|利用者の口コミから見る魅力
「フェアウェイが絨毯のようにふわふわで、プレー中も気分が高まった」(大阪府・男性・66歳)
「ピン位置がシビアでグリーンが難しかったが、美しい景観に癒された」(兵庫県・男性・54歳)
「初心者にもやさしいホール設計で、10年ぶりのゴルフでも楽しめた」(香川県・男性・57歳)
各評価項目も高く、特に「景観の良さ」「コースメンテナンス」「接客」において高評価が目立ちます。
2025年リゾートトラスト レディス開催|大会の概要と見どころ
リゾートトラスト レディスは、日本女子プロゴルフツアー(JLPGA)の公式戦のひとつで、毎年5月末から6月初旬に開催されています。
2025年大会は5月29日(木)〜6月1日(日)の4日間で開催予定。グランディ鳴門ゴルフクラブ36では初開催となり、大会の注目度も非常に高まっています。
この大会は、リゾートトラスト株式会社が特別協賛し、高級リゾートの象徴的なコースで戦われることでも知られています。
過去には、山下美夢有選手、小祝さくら選手、勝みなみ選手、原英梨花選手など、日本のトップ選手が優勝しています。
昨年の大会では双子のプロゴルファーで、姉の岩井明愛選手が優勝しました。
今大会は、海風が吹き抜ける戦略的なレイアウトの中、選手たちの飛距離・ショートゲーム・精神力が試されるタフなセッティングとなることが予想されます。
まとめ|四国で最高級のゴルフ体験を
グランディ鳴門ゴルフクラブ36は、プレーの楽しさ・景観美・サービス水準のいずれもがハイレベルな、四国を代表するゴルフリゾートです。
プロの舞台にも選ばれる理由が、訪れればすぐに実感できるはず。
2025年のリゾートトラスト レディス開催を機に、ぜひ一度この地を訪れてみてはいかがでしょうか。