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コースも景色も雄大な軽井沢高原ゴルフ倶楽部でのプレーは爽快だ!

ゴルフプレー

北海道の二ドムクラッシックはホールを横切って自然の川が流れ、魚まで泳いでいた。

軽井沢高原ゴルフ倶楽部もカート道路を横切って、川は林の中へと消えいて行った。

 

しかし、その雄大なコースでプレー中、ふと思った。

「ゴルフ場利用税とは一体何?まさに前時代の遺物だ」

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軽井沢高原ゴルフクラブは広い!親子で楽しくラウンド

コース内を自然の川が横切る軽井沢高原ゴルフ倶楽部

この雄大なコースで、娘と息子と親子三人でラウンドした。

 

軽井沢高原といっても、群馬県吾妻郡上野原町で軽井沢駅からは車で40分近くある山中だから湿気はない。

 

いかにも高原らしく、カッラとしていて北海道のようであった。

6月初旬、おおむね晴れてはいたが午前中は日が陰ると肌寒いほどだった。

 

四方に山が見えて、その嶺々が黒、緑、青と濃く薄く、幾重にも折り重なっていた。

遠くにはまだ白く雪を残す頂きも見え、日本の四季の豊かさが山々を彩っていた。

 

大手ゼネコン大成建設のグループ企業が所有するこのコースを流れる川は、おそらく1本ではないだろうと思われる。

 

プレーに影響するような流れはあまりないが、カートで走っているとラフの間に光る水面が何度か見える。

 

3番パー3から4番パー4に行く途中のカート道路を流れが横切っている。

工事中だったのかどうか知らないが、ここは水の中をカートが走るような状態だったと記憶している。

 

カートを止めて覗いてみると流れの底は白い石灰岩であった。

明らかに自然の川であろう。

靴でも渡れるほど狭くて浅いが、コース横の斜面から流れ出ているので水の勢いはかなり速い。

6月初旬の平日だったので、プレー開始時点では練習グリーンやインコースのスタートホールなどに他の人影はあったが、No2ホールへ進むともう周りに人の気配はなくなった。

 

4番ホールからはしばらく山の中へ入っていく感じのホールが続いたので、不気味なほど静かである。

 

大きな木はあまりないが、低い木と深い草に覆われているうえ、ホールとホールの間にもう一ホール入るのじゃないかというくらい広いから、隣のホールはほぼ見えない。

 

適度なアップダウンとフェアウエーもかなり広く、初心者にはうれしいコースだろう。

 

娘は女子大で体育会系のゴルフ部に入っていたので、うまくはないがプレーが早く、てきぱきとして常にカートを運転してくれるが、息子はほぼ初心者レベル。

部活動はバッグを担いで走るのが当たり前だから、娘はカートが楽でしょうがないようだ。

 

息子はピッチングウェッジ以外のショットが右へ右へよれよれのスライスかプッシュアウトで、時々左へ引っ掛ける。

 

それでもOBが出ないほど、コースはだだっ広いのです。

練習を一通りした若者を遊びがてらにコースデビューさせるには、ピッタリでしょう。

 

ゴルフは紛れもないスポーツであるが、最初は人に迷惑がかからなければ遊び気分で問題なし。

野球だってサッカーだって、スキー・スケートもテニスもみんな最初は遊びから入るのですから。

 

適度な遊び方を覚えて、そこでなにがしかの達成感を味わうと面白味が倍増して趣味となり、上達も早まるのです。

 

最初は最低限のマナーとルールと服装を教えてノビノビやらせた方が好きになる確率が高いでしょう。

ゴルフは楽しい!と思わせることが肝心です。

 

軽井沢高原GCの標高はよく知らないが、軽井沢駅から息子の車で来る途中かなりの山道を登ったのは確かである。

 

しかし、あのアクセスからは想像できないほど、コースはフラットに仕上がっていた。

セカンド地点からグリーン上のピンが見えなくなるような激しい打ち上げのホールは、一つもなかったように記憶している。

 

コース営業責任者の方が説明してくださったように、距離も表示通りピッタリあるようだ。

私は許可をいただいて青のティーマークから打たせてもらいましたが、ダラダラと上ったパー4はかなりタフでした。

ちょっと話は横道にそれますが、プレーにかかる費用で『ゴルフ場利用税』があります。

コンピュータ時代になり、この税金の処理が特別なゲストの皆さまを無料招待する時のにコースの悩みの種になっている、と言うような話を聞いたことがあります。

 

システムのことは全く詳しくありませんが、入場者をすべてコンピュータに登録するようにできていて、その数を基にゴルフ場利用税を算出されたら、特別ゲストの利用税はゴルフ場が負担することになるということのようです。

 

儲かっているところならそれほど負担にならないが、ギリギリでやっているコースは確かに人数によっては運営の負担になる場合があるでしょうね。

 

ちなみにゴルフ場利用税は下記のような税です。

基本的には都道府県税ですが地方税法103条により、税収の7割はゴルフ場が所在する市町村(特別区を含む)に交付されることになっている。

課税の理由は以下二つの項目によります。

◎応益税 :ゴルフ場に係る開発許可、道路整備などの行政サービスは、専らゴルフ場の利用者に帰属することであり、ゴルフ利用者の方々にこれらの費用を負担させるべきとの考え方。

◎贅沢税 :ゴルフ場の利用は日本においては、他のレジャーに比べて費用が割高である。

それならば、コース利用者には高い税負担力があるから課税対象とすべきとの考え方。

 

税率の基準は各都道府県により異なり、利用料金やホール数などの規模による等級に応じて課税されるようです。

標準税率は地方税法76条により、1日当たり800円で、1200円が上限とされている。

税の最低額は国内都道府県の間でバラバラです。

都道府県の報告によると、税金額が安い自治体は次のようになっていました。

埼玉県の300円が最低で、北海道400円、長野県500円等となっている。

*年齢が18歳未満、70歳以上の方及び障害者は非課税です。

 

国民体育大会や学校の教育活動としてゴルフ場を利用する場合も、同様に非課税となる措置があります。

非課税の適用を受けるには、身分証明書を添えてコースに利用税非課税申告書を提出する必要があります。

この申告書は、コースフロントで気軽に請求できます。

 

2020年の東京オリンピックで正式競技としてメダルが争われる時代に『贅沢税』とは、恐れ入ります。

スポーツとしてのゴルフに水を差される感じがしてなりません。

 

海外でこんな税金をとっている国が実在するのでしょうか。

一度、資料や記録を調査して見ようと思っています。

 

霞ヶ関CCの女性正会員が問題になった時、この贅沢税の存在も国際的に注目されると良かったのに、と思ってしまいます。

 

IOCのバッハ会長さんに何か一言ご意見をいただきたいところですが、ご無理でしょうか?

さて、軽井沢高原GCですが、この周囲の大自然に触れただけで、すっかりお気に入りになってしまいました。

 

ちょっとコースを外れて薮の中へ入っていくと、山菜がいくらでも採れそうな雰囲気が漂っていたのも良いですね。

こごみ、ぜんまい、わらび、フキ、秋になると舞茸も採れるのではないだろうか。

 

そんな話をしながら、時々息子にレッスンしたりコツを伝授していても追いついてくる人はいない。

 

ゴルフは楽しいですねえ、親子3人でノビノビと自然を満喫できるスポーツは、やはり素晴らしい。

 

3人で前後を全く気にせずスコアにもこだわらず、ゆったり回ったせいか午後は気が付けば17番をホールアウトしてワンオーバー。

 

18番は池のほぼ真ん中に浮島のグリーンがある。

かなり大きなグリーなのだろうが、周囲の池に押されてどうしても小さく見えてしまう。

私は少し広めの左を狙ったが、ダフッてボールが勝手に池へダイビング。

 

池のほとりにドロップした3打目も原因不明のシャンクで、ポッチャン。

ミスは続き、5打目も同じくシャンクで池の中。

 

たった一球のミスが流れを大きく変えてしまうのだから、何度経験してもGOLFは難しいのだ。

もうこうなったら子どもたちの手前、何とか気持ちを切らさず頑張るしかない。

 

7打目は何とか池は越えたがオンせず、アプローチして8オン1パットの9で終了。

最後の最後で子どもたちの冷ややかな視線を浴びたのでした。

それでもやっぱり、家族そろってのゴルフは楽しい