正確なショットでスコアをまとめる金澤志奈(かなざわ・しな)選手。
学生時代から国内外の主要大会で実績を積み重ね、プロ入り後も大舞台で上位争いを演じてきた。
ここでは最新のプロフィールを軸に、彼女のこれまでの歩みとクラブセッティングをわかりやすく整理する。
金澤志奈選手の略歴
金沢志那選手は8歳でゴルフを始め、中学・高校で豊富な競技経験を積み重ねている。
岩瀬日大高在学の2011年、「全国高等学校ゴルフ選手権」個人4位タイ。
中央学院大学在学中の2015年、ユニバーシアード光州大会で個人・団体ともに銀メダルを獲得。
第70回国体では茨城県チームの団体優勝に貢献。
2016年は日本女子学生ゴルフ選手権で優勝。
2017年に大学を中退し、JLPGA最終プロテストに合格(89期)。
同年のステップ・アップ・ツアーで優勝。
レギュラーツアーでは2018年に「ほけんの窓口レディース」5位タイ、2019年はトップ10を3回記録してシード権獲得に迫った。
2021年は「アース・モンダミンカップ」で通算10アンダーの4位タイ、「伊藤園レディス」で自己最高の2位タイ。
2025年はシードでJLPGAツアーに参戦している。
金沢志那選手のプロフィール一覧
名前 | 金澤 志奈(かなざわ しな) / Shina Kanazawa |
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所属 | クレスコ |
出身 | 茨城県笠間市 |
生年月日 | 1995年7月29日 |
身長 / 体重 | 164cm / 53kg |
血液型 | A型 |
出身校 | 中央学院大学 中退(千葉県) |
プロテスト合格日 | 2017年7月28日(JLPGA89期) |
入会日 | 2017年7月29日 |
ツアー出場資格 | 2025年 JLPGAシード |
契約 | クラブ:ホンマゴルフ / ボール:ブリヂストン / ウェア:and per se / シューズ:ニューバランス |
趣味 | 映画鑑賞 |
好きな色 | ピンク・黒・紺 |
ゴルフ歴 | 8歳~ |
金沢志那選手のクラブセッティング
コンセプトとこだわり
キャディーバッグ全体をホンマで統一し、直進性と上がりやすさのバランスを重視する金沢志那選手。
3Wと7Wでグリーンを狙える番手を確保し、25°・28°のUTで距離階段を細かく刻む構成。
アイアンはTW757 Vxで打感とライン出しのバランスに重点を置く。
ウェッジは自社のTW-W 46.5°に加え、FOURTEEN RM-22の50°・56°を組み合わせて距離とスピン量を整える。
パターはODYSSEY ホワイトホットOG #1WCSでフェースの乗りと転がりを安定させ、ボールはブリヂストン TOUR B Xで風に強い弾道を狙う。
※プロゴルファーは大会や時期により番手・ロフトは入れ替える場合がある。
セッティング一覧
ドライバー | HONMA TOUR WORLD TR20 460(9.5°) / シャフト:Diamana BF50(SR) |
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フェアウェイウッド | HONMA TOUR WORLD TW-GS 3W(16.5°)、7W(21°) |
ユーティリティ | HONMA TOUR WORLD TW717 UT(25° / 28°) |
アイアン | HONMA TOUR WORLD TW757 Vx(番手は大会により調整) |
ウェッジ | HONMA TW-W(46.5°)、FOURTEEN RM-22(50° / 56°) |
パター | ODYSSEY White Hot OG #1WCS |
ボール | BRIDGESTONE TOUR B X |
まとめ
学生競技で培った基礎力に加え、プロ入り後は難コースでも確実にチャンスを作る技術が光る金沢志那選手。
ホンマ中心のセッティングは番手間のつながりが滑らかで、距離の再現性を高めたい意図が読み取れる。
2025年はシード選手として安定感に磨きをかけ、優勝争いの常連へ踏み出すシーズンになりそうだ。