女子プロゴルファーの古家翔香(ふるや しょうか)選手は、遅咲きの努力家として業界では密かに注目を集めています。
7度目の挑戦で悲願のプロテストに合格した苦労人ですが、性格は明るいタイプです。
そんな古家翔香選手の名前を知っていたら、あなたは相当なゴルフ通と言えるでしょう。
彼女のプロフィールや強み、今後の展望について詳しくご紹介します。
古家翔香選手の基本情報
まずは古家翔香選手の基本プロフィールを見ていきましょう。
- 生年月日:1999年12月1日
- 出身地:東京都
- 身長:154cm
- 血液型:A型
- 所属:はまだ産婦人科
- 得意クラブ:ウエッジ、8番アイアン
- ドライバー平均飛距離:230ヤード
- 契約(ボール):BRIDGESTONE
- 契約(ウェア):FILA GOLF
- プロテスト合格日:2024年11月1日(97期生)
古家翔香選手が苦労の末に掴んだプロへの道
古家翔香選手はプロテストに合格するまで、一口では表現できない苦労を重ねてきました。
2018年からプロテストを受験し、実に7度目の挑戦でようやく合格を果たしています。
しかし、彼女の努力はそれだけにとどまりません。
2度目のプロテストに失敗した後、3年間かけてJLPGAのティーチングプロ資格を取得しました。
2023年にはティーチングプロとして入会し、すでにプロゴルファーとして活動を開始しています。
ティーチング資格でツアーに参加し、2023年には「日本女子オープン」に出場。
2024年には「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」で9位タイに入り、その存在感を示しました。
古家翔香選手は飛距離より精度で勝負するプレースタイル
古家翔香選手最大の強みは、そのショートゲームの巧みさです。
飛距離で勝負するタイプではなく、高い精度でスコアメイクをしていくのが彼女のプレースタイルです。
2024年のステップ・アップ・ツアーでは、リカバリー率で1位を記録し、その実力を証明しています。
すでに多くの大会を経験し、ツアーの雰囲気に慣れていて試合では臆することなく、堂々としたプレーを披露しています。
技術的には「再現性の高いドローヒッター」との評価を得ています。
「コースを考えて攻略する」というクレバーなプレーも魅力の一つと言えるでしょう。
古家翔香選手、今後の展望
2025年シーズンは、QTランキング79位のため、主に下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーが主戦場になります。
しかし、上位入賞を重ねてリランキングでJLPGAツアーへの出場権を獲得する可能性も十分にあります。
オフシーズンには「高い球を打つ練習」や「緩い球」など、ショットのバリエーションを増やすことにも取り組み、新たな武器を携えてシーズンに臨んでいます。
長年の経験と磨き上げてきた技術で、今後の活躍が期待される選手です。