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森田遥のクラブセッティング2025|ピンG410PLUSとUT3本が支えるショット戦略

女子ゴルフ

アメリカ下部のシメトラツアーでプロキャリアをスタートし、国内ツアーに参戦してからも着実に実績を積み重ねてきた森田遥選手

 

2025年シーズンはヨネックスとの契約を解消しフリーとなり、自らの感覚と戦略に基づいたクラブ選択が注目を集めています。

 

ここでは、彼女の最新クラブセッティングと番手ごとの飛距離、選択理由に加え、プロフィールやこれまでの略歴も含めて詳しく紹介します。

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森田遥選手のこだわりが光るセッティング戦略

森田遥選手は2025年シーズン、ドライバーからユーティリティまでのウッド系クラブをすべて刷新。

 

なかでもドライバーは、渋野日向子選手も使用するピンの『G410 PLUS』を選択しています。

 

ドライビングディスタンスで19位(243.92ヤード)の飛距離を誇る一方で、フェアウェイキープ率は59.33%と安定性に課題があったため、より直進性の高いモデルを導入したと見られます。

 

フェアウェイウッドは『Mグローレ』(15度)1本のみの構成で、これはメーカーとの契約時代から変わらないスタイルです。

 

対してユーティリティはピン『G400』を3本投入し、19度から26度まで10ヤード刻みで距離を調整。

 

ピンを狙う場面で求められるコントロール性を重視した構成となっています。

注目すべきは、3番ウッドと3番ユーティリティの飛距離差が40ヤードある点でしょう。

 

これは、3番ウッドをティーショットや長めのセカンドで使用し、ユーティリティは精度の高い攻めに特化させるという明確な意図を感じさせます。

 

シャフトにはグラファイトデザインを採用。

 

片岡大育プロのクラブを試打したことがきっかけで興味を持ち、埼玉県秩父のテストセンターでフィッティングを重ねて導入に至りました。

 

男子プロのヘッドスピードを想定して設計されたシャフトを振ってフィーリングが合うとは少し驚きですが、彼女のポテンシャルの高さを証明しているのかもしれません。

クラブセッティング詳細(2025年版)

クラブ モデル ロフト シャフト 飛距離
ドライバー Ping G410 PLUS 9度 Tour AD VR-6(S) 250y
3W テーラーメイド Mグローレ 15度 Tour AD VR-6(S) 230y
3U Ping G400 19度 MCH 70(S) 190y
4U Ping G400 22度 MCH 70(S) 180y
5U Ping G400 26度 MCH 70(S) 170y
6I N1-CB FORGED Tour AD AD-85(S) 160y
7I N1-CB FORGED Tour AD AD-85(S) 150y
8I N1-CB FORGED Tour AD AD-85(S) 140y
9I N1-CB FORGED Tour AD AD-85(S) 130y
PW N1-CB FORGED Tour AD AD-85(S) 120y
AW TOUR WORLD TW-W 47度 N.S.PRO 950GH(S) 110y
AW TOUR WORLD TW-W 50度 N.S.PRO 950GH(S) 100y
SW TOUR WORLD TW-W 57度 N.S.PRO 950GH(S) 80y
パター PROTYPE iX #1

森田遥選手の略歴

香川県高松市出身の森田遥プロは、9歳でゴルフを始め、高校卒業後の2015年にアメリカ下部シメトラツアーに参戦。

 

シメトラクラシックで優勝を挙げるなど、海外での経験を積んだのち、2016年に単年登録で日本ツアーに本格参戦します。

 

翌2017年には「北海道meijiカップ」で国内初優勝を果たし、着実にキャリアを重ねてきました。

 

クラブ契約も本間ゴルフ、ヨネックスと経験を重ね、2025年シーズンはフリーとして戦っています。

 

独自のギア選択と技術を武器に、ツアーでの活躍が期待される選手のひとりです。

プロフィール一覧

名前 森田 遥(もりた はるか)
英字表記 Haruka Morita
出身地 香川県高松市
生年月日 1996年7月19日
身長 164cm
血液型 O型
出身校 高松中央高等学校
ゴルフ歴 9歳~
入会日 2017年11月1日(89期生)
ツアー初登録 2016年1月1日
2025シーズン出場資格 シード
契約 ボール:タイトリスト/ウェア:アディダス/シューズ:アディダス
趣味・特技 音楽鑑賞/ダンス・水泳・乗馬
好きな色 青、黒、白
公式SNS Facebook公式ページ

まとめ|復調の気配と今後の期待

2024年は賞金ランク52位とやや苦戦しながらも、51〜55位枠で前半戦の出場権を確保した森田遥選手。

 

2025年はクラブセッティングの見直しを通じて、自身の戦略とプレースタイルに磨きをかけています。

 

ショット精度とパッティングの技術を活かし、上位争いへの復帰が期待されるシーズン。

 

フリーとなり自由な環境の中で、彼女がどのように成長し続けるのか、期待と注目に値する選手のひとりです。