ルール上キャディバッグには14本のクラブを入れることができます。
しかし、ゴルフ初心者がすべてのゴルフクラブを使いこなせるわけがありません。
14本をまともに打てたら、そもそも初心者とは言いません。
8本のクラブでラウンドするのが初心者にとってはベスト。
スコアメイクにはクラブ選びも大事です。
ゴルフ初心者が8本のクラブでラウンドするべき理由と道具を選ぶポイント!
ルール上、クラブは14本までキャディーバッグに入れることができますが、初心者のうちからすべてを使いこなせるものではありません。
むしろ本数が多いと無理を承知でロングアイアンを手にして、ミスを連発する可能性が高くなります。
プロゴルファーでさえ、ワンラウンド中に14本すべてを使わないことも多いのです。
ゴルフの初心者がまず使いこなせるように慣れるべきゴルフクラブは8本です。
ゴルフ初心者が8本のクラブでラウンドするべき理由!
8本さえバッグに入っていれば、プレーに困ることは全くありません。
困らいどころか、その方がスコアはまとまります。
次の8本をそろえましょう。
・ドライバー
・5番ユーティリティ ・7番アイアン ・8番アイアン ・9番アイアン ・ピッチングウェッジ ・サンドウェッジ ・パター |
クラブを購入する際は実際に目と手と体で確認するために、実店舗に足を運ぶのがよいでしょう。
クラブを直に手に取り試打してみることも大切ですし、クラブ選びのプロとも言える店員さんに相談しながら選ぶとよいでしょう。
始めたばかりであること、初めてクラブを買うことを正直に言えば、詳しく教えてくれますので安心してください。
自分が出せる範囲の金額も最初から伝えるとよいですよ。
アイアンは違うメーカーのものを1本1本、バラバラに買うこともできますが、最初のうちは同じメーカーの物をセットでそろえるのが無難でしょう。
また、アイアンはキャビティアイアンを選びましょう。
ヘッドの後ろがえぐれているのがキャビティアイアンです。
このえぐれが深いとヘッドを大型化できる上に、低重心にすることができてボールを上げやすくなり、ミスショットを軽減することが出来るのです。
アイアンはまた、ヘッドが大きいのと同時にソール幅の広いものを選ぶことも大切です。
ソールが広いものほどボールが上がりやすく、ミスショットを防ぐ構造と言えるからです。
また、現在のユーティリティはとても進化しています。
女子プロの中にはユーティリティを4本もキャディバッグに入れている選手までいます。
初心者におすすめなのが5番ユーティリティ。
フェアウエーは当然ですが、浅いラフでも問題なく使えます。
ボールが上がり飛距離も出て、初心者には最適のクラブです。
フェアウエーウッドやロングアイアン替わりにぴったりですから、本当に重宝ですよ。
是非、キャディバッグに入れておきましょう。
ゴルフの初心者に最適のドライバーはこれだ!
ドライバーは、振ってみてやや重めのに感じたクラブを使うと良いでしょう。
あくまでも自分が振り切れる範囲で重いもですよ。
ちなみに一般的な男性の理想的なドライバーの総重量は300g前後とされています。
『軽くて振りやすい!』を売り物にするクラブもありますが、軽いからショットがうまくいくわけではありません。
クラブが軽すぎると手打ちになってしまう可能性があり、ボールが力なく浮き上がってしまいがちなのです。
スムーズに振り切れる範囲でできるだけ重い、体全体を使ったスイングができるドライバーを使用しましょう。
ドライバーは、ロフト角が大きいものを選ぶのが大切です。
ゴルフの初心者のあなたには、このロフト角が10°~12°のドライバーがお勧めです。
ロフト角の大きい方が、ボールが高く上がり飛距離も出やすいのです。
ボールが上がりにくいクラブは、ビギナーのうちはボールを上げよう上げようとの意識が強くなり、スイングを崩してしまう傾向が強くなります。
これはもう何と言っても、ボールが上がりやすいロフト角のドライバーを選ぶべきです。
ドライバーはまた、ヘッドの体積が最低でも430cc以上の機種を使うようにしましょう。
ヘッドがある程度大きければそれだけでミスを軽減でき、安定したショットを打てるからです。
また、ヘッドが大きいとボールを打つのに最適な面の、いわゆるスイートスポットが広くなるます。
したがって、特に初心者の方には、大きめのヘッドのドライバーがおすすめです。
ゴルフの初心者にパターはマレット型が最適です
<マレット型パター>
みのある、ヘッドが大きめのマレット型パターを選ぶと良いでしょう。
パターのヘッドには実に多くの形状がありますが、マレット型と呼ばれる形状のパターは左右にブレにくく、真っ直ぐなボールを打つ易いのです。
目標に対して正しく直角に構えやすいデザインなっていて、パットのイメージがしやすくなります。
その上、ヘッドが重めなので多少芯を外しても、パター自身の重さでそれほど距離を落とすことなく打つことができ、ミスに強いパターと言えます。
同じマレット型でも、重さやシャフトの長さが違いますから、実際に球を転がしてみてフィーリングが合うものを選んでください。
グリップの形も大切な要素ですから、持った時、スィングした時の感覚をじっくり確認しましょう。
ゴルフの初心者であるあなたには、マレット型パターが最適です。