本当にゴルフは楽しい。
とても魅力あるスポーツです。
考え出したらアレモこれも、ワクワクすることばかり次々に頭の奥から湧き上がってきます。
明日のラウンドに備えて、クラブを磨いて、シューズを用意して、あとはウェアをそろえて。
持ち物の確認はだいたい終えたから、明日ラウンドするコースをホールごとにイメージしながら、シミュレーションしてみよう。
ウ~ン、なぜかいつも、すべてのホールをパーで上がっちゃうんですよねぇ、シミュレーション・ゴルフだと。
初ラウンドの前夜なんて、まるで宮部みゆきの小説『今夜は眠れない』状態の人が多いのではないでしょうか。
GOLFライターだった筆者は今だって、プレー当日の朝4時半には平気で起きちゃいます。
いくら何でも、出発するには早いのでリビングでパターの練習でもするか。
仕事だと絶対にこうはいきませんね
ゴルフが楽しい、その理由を徹底的に解明しましょう。
この記事を読むとあなたのゴルフライフは、さらに100倍楽しくなります。
オッと、ワクワクし過ぎて、先ほどバッグから取り出したパター忘れるところでした。
仲間との連絡もあるから、電池の容量を確認して携帯の充電も忘れないようにしなきゃ。
ただし、みんながゴルフを楽しむためにプレー中は通話禁止が常識です。
ゴルフを楽しむための正しいマナーはこちら!
ゴルフで一緒にプレーしていて、誰からも好かれる楽しい人は?
ゴルフで最も好かれるプレーヤーは、周囲に気配りのできる人。
気配りのできる人は、たいがいプレーもテキパキしていて、マナーも良いですね。
他人の打ったボールが林に入ってしまったら一緒に探してあげる。
同伴者が良いショットをしたら『ナイスショット』と素直に喜べる。
こんな人はキャディさんにも優しいから、一緒に回っていてとても楽しく誰からも好かれます。
結局、人柄ですね。
ゴルフは個人プレーのスポーツですが、実際は多くの人と関わりながらラウンドします。
フロント係、キャディマスター室、同伴者、キャディ、レストランの従業員、売店の人、風呂場の人など、一日でかなりの人に会います。
このような人たちと接するたびに本人の人柄が出るものです。
ゴルフが上手、イコール人に好れるナイスゴルファではありません。
その逆に下手なゴルファだからと言って、人に嫌われるわけでもありません。
ルールを守ってテキパキとプレーを進行させると、下手でも人に好かれます。
メンバーコースだと、クラチャンの決勝トーナメントに残るような人は周囲から一目置かれますが、これは好かれる、尊敬されるとは異質なもの。
ゴルフの腕前には一目置かれるが、周囲から嫌われているプレーヤーは案外多いのです。
ゴルフは上手だがマナーがなっていない、態度が横柄など様々な理由があります。
ゴルフで好かれたかったら次のことを守っていれば大丈夫です。
・マナーとルールを守る
・テキパキと行動する
・人の嫌がることはしない
・周囲に気配りを忘れない
・キャディさんを大切にする
・ゴルフ場で働く人たちに挨拶をする
・OBを連発、ダフリやチョロで大叩きしてもふてくされたり、怒ったりと感情をあらわにしない
最近はかなりカジュアルな服装もOKのゴルフ場が増えています。
だが、メンバーコスではまだまだ多くのゴルフ場が、独自のドレスコードを持っています。
その点をよく理解しておくことが大事です。
知人のホームコースへゲストとしてプレーに行ったとき、あなたがドレスコードに反した服装をしていたら、恥をかくのはメンバーです。
これは行動も同じです。
レストランで大きな声を出して携帯をかけたり、立ち入り禁止のところでアプローチの練習をするなどは絶対にやめて下さい。
平成の初めころの話ですが、私のホームコースで腕に入れ墨をした男が風呂に入っていました。
たちまちメンバーが騒ぎ出し、その日のうちに社長と理事長の耳に入りました。
入れ墨男を紹介したメンバーは1年間のゴルフ場へ出場禁止。
その後復活しましたが、他のメンバーは誰も一緒に回りたがらず、いつの間にか退会していました。
これなどは極端な例ですが、規則を守らなければメンバーシップは維持できません。
一部のグループが経営するセミパブリック化したゴルフ場の常識が、日本全国で通用するわけではありませんので、ご注意ください。
初めてのコースはドレスコードを確認しておきましょう。
分からない場合はメンバーに聞くか、さもなくばゴルフ場に確認すると教えてくれます。
ゴルフは同伴者と過ごす時間が長い。
その人の性格や日常の何気ない習慣が、つい出てしまうのがゴルフです。
『人の振り見てわが身を正せ』
一緒に回った人の行為で嫌な思いや不愉快な感情を抱いたら、自分はそのような行為を絶対しないようにしましょう。
そして、初心者のうちはコースへ出るとルールなどわからないことに直面します。
その時は、躊躇しないで必ずキャディさんか同伴者に聞きましょう。
勝手な解釈でプレーを進めるととんでもない間違いを犯すことや、他のプレーヤーに迷惑をかけることがあります。
聞き上手になることも人に好かれるゴルファーになる大事な要素です。
くれぐれもわからないことは独断で決めないことです。
最初のころはOBやペナルティーエリアでのスコアの数え方に戸惑うことがあります。
そのような場合も、落ち着いて同伴者やキャディさんと確認しながら数えてください。
数え方を間違ったことが誤解されて、スコアを誤魔化したと受け取られたら、あなたの信用にキズがつきます。
林に打ち込んだりOBで大たたきした時、スコアを誤魔化して申告する人が稀にいます。
これだけは絶対にやめてくださいね。
ゴルフは審判のいない唯一のスポーツ。
自己申告を基本としています。
その意味の大きさを理解して、どんな場合もスコアは正直に申告してください。
何度も言いますがゴルフは、人柄の現れるスポーツです。
常に誰かに見られていることを忘れないでください。
どうせやるなら、楽しいゴルフにしましょう。
ルールとマナーを守り感情をコントロール出来たなら、あなたは誰からも好かれ、常に楽しいゴルフができます。
人に好かれることは、即ち自分が一番得をするのです。
ゴルフで最も嫌われるのはスロープレーと自己中心な態度!
ゴルフの楽しい回り方は幾通りもあります。
気の合った仲間や家族と回るプライベートなラウンド。
コンペに参加する。
クラブの公式競技会、例えば月例会などに出場する。
最近はどこか特定のコースの会員でなくとも、一人プレーもできる方法があります。
ネットのスタート予約専用サイトにエントリーしておくと、向こうが適当な相手を探して組み合わせをしてくれるのです。
・定年退職で仕事仲間とのプレーが激減した
・プライバシーなど面倒な関係を避けたい人
・友人や知人にプレー仲間がいない
・転勤してきたばかりで、周辺のコース事情がよくわからない
・急な休みでプレーに誘う相手が見つからない
などなど、ゴルフは楽しい、されどパートナーを探すのが面倒な人にはおすすめの制度です。
このページの下であなたのゴルフライフをサポートする、それらのサイトを紹介しますので参考にしてください。
エントリーの方法などはとても簡単で、メールによる問い合わせや質問も可能です。
新規の設定を済ませると次からは履歴などから簡単にログイン出来て、何度でも申し込めますから便利ですよ。
あなたは大丈夫だと思いますが、特に初心者の方はこのようなところを利用する場合は、マナーをしっかり身につけておきましょう。
知らない人と一緒に回るとき、最も嫌われるのがマナー違反です。
特にスロープレーは嫌われますから、注意が必要です。
スロープレーはマナー違反です。
これに気づかないゴルファがたくさんいます。
こういう人はゴルフをスポ―ツと考えていないのかも知れません。
あなたは、そのことを十分にわきまえてください。
「Fast golf」と言って、今世界中がプレーのスピードアップを目標ににして、その方向でルール改正も行われています。
R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)とUSGA(全米ゴルフ協会)によって、2019年1月1日に施行された新ルールはこの流れを如実に裏づけるものとなっています。
これまでティショットの順番は、前ホールで打数が少ないプレーヤーから打つのが基本でした。 しかし新着のルールでは、準備ができている者からTeeupして打つ『Ready Golf』が推奨されているのです。 その他にもスピードアップを目的として大幅な変更と改善がなされています。 R&AやUSGAの最大の狙いは、プレーのスピードアップによってラウンド時間を短縮しGOLF離れの流れを食い止めることにあります。 さらにオリンピックの正式種に復帰したことを機にGOLFがスポーツである、との認識を世界中に徹底したいとの思惑もあります。 R&A公式サイト USGA公式サイト |
スロープレーが蔓延して、その問題を解決できなければ、プロツアーからスポンサーも逃げていきます。
スポンサーが離れると経済的損失は免れず、ツアーの存続さえ危ぶまれます。
日本の男子プロと女子プロのトーナメント数を比較すると、スポンサーの大切さがよくわかるのではないでしょうか。
R&AやUSGAはルールの簡素化によって、プロ選手の試合時間の短縮も支援しようとしているのです。
プロツアーの衰退は、プレー人口の減少に直結しますから当然の措置と言えるでしょう。
これらのインターナショナルな流れの意味をよく理解して、あなたのゴルフライフに生かして下さい。
新ルールですから必見です↓↓
スロープレーの原因は技術的にうまい下手はあまり関係ありません。
下手な人でもプレー中の機敏な動作や速やかな移動を心がけると、迷惑は掛からないし決して嫌われることもなく、ゴルフが楽しいのです。
一番嫌われるタイプは自己中心の人です。
ゴルフが楽しくない理由の一番が、こういう人と回ること。
素振りやスイングのチェックを怠らないのは結構ですが、度を過ぎるとハタ迷惑ですね。
スコアや勝負にこだわり過ぎるよりは、空振りしてもよし、きちんと一打として申告し楽しいゴルフを心がけるべきなのです。
プレーが遅いとプロでも他のプロゴルファーから敬遠されます。
スロープレーはプロ、アマチュア問わず相手に苦痛を感じさせるものです。
ゴルフを楽しくプレーするにはスロープレーは避けたいものです。
コース内に携帯端末など持ち込んで、プレーを中断して通話しているなんて最悪ですよね。
でもこれがまた、時々見かけるのだから不思議です。
グリーン上でスマホのアプリを見て、音声ガイドに従ってパターの打ち方を確認している、いくら何でもそんな人はいないでしょうが(笑)、きちんとした知識やポリシーを持たない人が増えると、そんな意味不明の奇想天外なことも起きないとは限りません。
ただ、コースは広いので不慮の事故に巻き込まれた時などに通報するため、携帯はキャディバッグ等に忍ばせてラウンド中に所持するのは全く問題ありません。
むしろ危険防止や危機管理のためには必要なことでしょう。
特別なことや無用な心配はいりません。
ごく平均的な常識とルールを理解していれば、ゴルフは楽しくなりますご安心ください。
最近は、男女を問わず50歳を過ぎてからゴルフを始める方が増えています。
ゴルフは何歳から始めても楽しめるスポーツです。こちらを参考にしてください!
一人でのエントリーや1組の予約、またはコンペの予約は下記の公式サイトをご利用ください。
北海道のゴルフ場は魅力がいっぱい!
ゴルフで一番楽しいのは何か?これを決めるのはとても難しい。
それだけ、楽しい理由が多いってことなんですが、今回まずは一番目に自然を取り上げることにしました。
大自然に抱かれて、大自然を相手にゲームを繰り広げる。
だからゴルフは楽しい!
しかもご老人、若い人、男性、女性問わず、誰にでもできる。
こんなスポーツ、他にはそれほど多くはありません。
茨城県のCCザ・レークスのように人口の池をふんだんに配したコースは結構ありますが、コースのしかもホールのど真ん中を自然の川が流れているカントリークラブはあまりありません。
私がプレーした中では、二つのコースで自然の川がフェアウエーを横切っていた記憶があります。
一つは、北海道苫小牧市のニドムクラッシック。
アイヌ語で豊かな森を表すというニドム。
その名の通り、広大な北海道の原始林の中にあって、ホールが進んで行くともう方向感覚が全くなくなり、位置関係がわからなくなるほど深い林と森にセパレートされている。 見えるのは、空、木、芝生、時おりバンカー、という趣でした。 |
何番ホールかは忘れてしまいましたが、ティーグラウンドのすぐ前を川が横切っていました。
フェアウエーを歩いて行くとパッティンググリーンに向かって、右のラフと林の間の流れへと続いているのがわかります。
ただ単に水を湛えているだけではなく、明らかにさらさらと流れの音が聞こえる。
覗き込むと水草の間を魚が泳いでいる。
アメマスであったろうか。
こんなところでアメマスに対面できるなんて、大自然相手のゴルフは本当に開放的で楽しい!
清流はラフをずっと流れていて、グリーン手前のフェアウエーを緩いくの字を描いて横切り、奥の林へと続いていたのです。
プレヤー3人で
「造成したクリークにしては、あまりにも出来過ぎじゃない。
まるで自然の小川だよ」
キャディさんによるとやはり、自然の川だと言うことだった。
他にも、プレーには全く影響のない木陰の窪みに湧水があり、思わず手ですくって飲みたくなるほど青く澄んでいた。
濃い黄色や白い花が大小とりどりに自生していて、雑木の種類だってかなりのものだろう。
ひとホール、一ホールが広々と独立していて一度や二度のプレーでは、きっと気づかぬまま見逃してしまうであろう、自然にあふれていました。
なだらかではあるが適度に高低差があるこのコースの、おそらく一番高い地点だろうと思われるロングホールの3打目に向かって歩き出すと、グリーン右の小高い所に鹿が見えた。
さっき見たリスとは違って、まるで人を恐れる様子はない。
アドレスに入っても、じっとこっちを見たまま動かない。
やや前上がりのライからのショットは引っかかり、大きく左に切れた。
鹿とは真反対のグリーン左へ外したのだった。
鹿は無表情でいかにも興味なそうにプイッと顔を背けて、木陰に消えたのである。
三人で昼食をはさみ18ホールずつ、36ホールをすべて回った。
(ニドムクラッシックは現在45Hですが、当時は36Hでした)
悠久の原始林に抱かれて、時には戯れ、時には格闘し、スコアのことなんかすっかり忘れて、これぞゴルフの醍醐味、大自然を満喫し尽くしてプレーを終えた。
一日で36ホールラウンドしたのは、この時が初めてであった。
日の長い北海道の6月、クラブハウスへ引き上げてもまだまだ日は高かった。
一緒に回ったうちの一人が、他のコースの支配人だった。
帰りはそちらの従業員の方が車で迎えに来てくれることになっていて、電話で連絡は取ったが到着までには、まだ時間はたっぷりあると言う。
風呂から上がりビールで乾杯した後、吞兵衛3人で赤ワインを何本カラにしただろうか。
ゴルフの後はワインが美味しい。
今考えるに昭和の終わりも近かったあの一日は、なんという贅沢な一日だったことか。
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