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【夏のラフ攻略】ダフリを防ぐ!クラブを短く持つだけで変わるラフ脱出術

ゴルフプレー

ゴルフ愛好家の皆さん、こんにちは!

スコアメイクにおいて避けて通れないのが、深く絡みつくラフからのショットです。

 

特に芝がぐんぐん伸びる夏場は、その難易度が格段に上がります。

 

「ラフから1打で脱出できるかどうかは、スコアに大きな影響を与える。」

この言葉は、多くのゴルファーが経験する現実です。

 

せっかくナイスショットでフェアウェイをキープしていても、ちょっとしたミスでラフに捕まり、そこからの脱出に手間取ってスコアを崩してしまう…そんな経験、ありませんか?

 

今回は、夏の深いラフに備えて、一足先にラフから確実に脱出するためのポイントを、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファーに、イラストを交えて詳しく解説していただきましょう。

 

これを読めば夏のラフも、もう怖くありません!

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夏のラフ攻略の鍵は「振り遅れ」の回避から

先日、あるラウンドレッスン会で、ラフの打ち方について多くの質問が寄せられたそうです。

 

芝に負けまいと一生懸命スウィングしているのに、なかなかうまくボールを打ち出せないと、本当にがっかりしてしまいますよね。

 

プロゴルファーが指摘する、ラフでの最大の落とし穴の一つが「振り遅れ」です。

なぜラフで「振り遅れ」が危険なのか?

振り遅れが発生すると、クラブがインサイド軌道になりがちです。

特に、強めのドローヒッターの方は注意が必要です。

 

  • 過剰なインサイド軌道は、クラブの最下点がボールの手前になってしまう
  • その結果、「ダフリ」の原因となる
  • ラフでダフってしまうと、ボールが極端に飛ばなくなり、さらなるトラブルを招く

 

ラフからのショットは、わずかなミスが大きなロスに繋がるため、この「振り遅れ」と「ダフリ」の連鎖を断ち切ることが重要です。

振り遅れによるダフリを予防する最も効果的な方法

では、具体的にどのようにすれば振り遅れを防ぎ、ラフから確実に脱出できるのでしょうか?

プロゴルファーが推奨する最も効果的な対策は、驚くほどシンプルです。

 

振り遅れによるダフリを予防するには、クラブを短く持ってスウィングすることが最も効果的です。

「え、そんなことで?」と思われるかもしれませんが、これには明確な理由があります。

クラブを短く持つことの3つのメリット

1,自然とボールの近くに立てる:クラブを短く持つと、構えた際に自然とボールとの距離が近くなります。

 

2,スタンス幅が狭くなる:ボールに近くなることで、無理なくコンパクトなスタンスが取れます。

 

3,スウィングプレーンが縦になる:これが最も重要なポイントです。

振り遅れるとクラブが寝て入り、横振りのスウィングになりがちです。

 

しかし、クラブを短く持ちボールの近くに立つことで、スウィングプレーンが自然と縦になり、振り遅れを大幅に予防し、軌道を安定させることができます。

 

つまり、クラブを短く持つというたった一つの動作が、スウィングの軌道を改善し、ダフリのリスクを軽減するのです。

 

ラフでの「状況判断」と「コンパクトスウィング」の重要性

ラフからのショットでは、テクニックだけでなく「状況判断」も極めて重要です。

 

「芝の長さや芝目の向きによってはフルスウィングできる状況か厳しい状況なのか的確な判断が大切です。」

 

プロゴルファーは、ラフが苦手な方が陥りがちなミスとして、「厳しい状況なのにフルスウィングをして大きなミスをしているケースをよく見かけます。

 

つまり、フルスウィングをしてはいけない場面で、フルスウィングをしている可能性が多い傾向です。」と指摘します。

 

ここで再び、クラブを短く持つことのメリットが活きてきます。

 

クラブを短く持ってスウィングするだけで、意識的にフルスウィングを抑制し、コンパクトなスウィングにすることができます。

 

これにより、無理な力みがなくなり、ミスの確率を減らせます。

少し飛距離が落ちるかもしれませんが、その分、番手を上げて距離を調整することで対応可能です。

 

常にフルスウィングをしようとする意識を捨て、状況に応じたスウィングを選択することが、ラフ攻略の鍵となります。

 

上級編!ラフに負けない力強いインパクトの作り方

さらに一歩進んだラフ攻略を目指す方へ、プロゴルファーはインパクトエリアでの意識を解説しています。

インパクトエリアで手首を返さない

ラフからうまく打ち出すためには、インパクトエリアでフェース面を保ったままスウィングを行う必要があります。

 

プロのようにインパクトエリアで手首を返さず、腕の三角形を保ったまま体のターンでスウィングしましょう。

 

これは、ラフの抵抗に負けずにボールをクリーンに捉えるための重要なテクニックです。

 

ハーフスウィングと脇の締め

・振り幅は、手が肩の高さまでのハーフスウィングで行いましょう。

 

・そして、両脇が締まった状態でスウィングできれば、インパクトエリアで右肘が体に近づいてきます。

 

・これにより、クラブをまっすぐ押せる形になり、ラフに負けない力強いインパクトを迎えることができます。

 

この上級者向けの打ち方は、ボールをクリーンにヒットし、ラフの抵抗を最小限に抑えることを可能にします。

 

無理に振り回すのではなく、効率的で力強いインパクトを目指すことが、ラフからのナイスショットへと繋がります。

まとめ:夏のラフを恐れるな!

夏の深いラフは、多くのゴルファーにとって悩みの種ですが、適切な知識とシンプルな対策で、その攻略は十分に可能です。

 

ラフでは「振り遅れ」とそれによる「ダフリ」を避けることが最優先。

 

最も効果的な対策は、クラブを短く持ってスウィングすること。

これにより、スウィングプレーンが縦になり、軌道が安定します。

 

・状況判断を怠らず、フルスウィングを避け、コンパクトなスウィングを心がける。

 

上級者は、インパクトエリアで手首を返さず、腕の三角形を保ったまま体のターンでスウィングし、ハーフスウィングと脇の締めを意識することで、力強いインパクトを実現する。

 

これらのポイントを参考に、是非、夏のラフからの脱出に挑戦してみて下さい!

練習場で少しずつ試しながら、自信を持ってコースに臨みましょう。

きっと、あなたのスコアアップに繋がるはずです。