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北海道クラシックゴルフクラブ18ホール完全攻略!ニクラウス設計の戦略ポイントを徹底解説

ゴルフプレー

北海道クラシックゴルフクラブは、ゴルフ界の伝説ジャック・ニクラウスが設計した日本屈指の戦略型チャンピオンコースです。

 

北海道ならではの広大な自然の中に巧みに配置された罠の数々が、プレーヤーの判断力と技術を試します。

 

この記事では、各ホールの具体的な攻め方と、実際のプレーで注意すべきポイントを丁寧に解説します。

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北海道クラシックゴルフクラブ 徹底攻略ガイド:ジャック・ニクラウスが仕掛けた戦略の妙

OUTコース(1~9番)|自然の中でリズムを掴む

HOLE CHAMP TEE BACK TEE REGULAR TEE-1 REGULAR TEE-2 FRONT TEE PAR HDCP
1H 438y 414y 391y 391y 337y 4 3
2H 406y 383y 356y 356y 315y 4 9
3H 201y 176y 160y 137y 97y 3 15
4H 430y 418y 403y 402y 287y 4 1
5H 525y 499y 472y 472y 449y 5 13
6H 401y 375y 375y 348y 294y 4 7
7H 550y 517y 517y 491y 464y 5 11
8H 189y 164y 143y 143y 118y 3 17
9H 357y 321y 321y 291y 263y 4 5
OUT 3,497y 3,267y 3,138y 3,031y 2,624y 36

1H(Par4|最長438y)

攻略の鍵はティーショットの落としどころです。

左サイドへ距離のあるティーショットを放つと、グリーンを狙う絶好のアングルが得られます。

 

グリーンは右サイドにバンカー、左サイドにはハロー(窪地)が巧みに配置され、ボールを受け止めます。

 

もしアイアンの精度に自信があれば、ティーショットをあえてフェアウェイ右サイドへ思い切り打てば、2打目のグリーン狙いでクラブを1〜2番手短くできる可能性があります。

2H(Par4|最長406y)

このホールでは、フェアウェイ左サイドに鎮座するバンカーを避けるのが、グリーンを攻略する最善策です。

 

バンカーに囲まれた二段グリーンへは、ショートアイアンやミドルアイアンでの正確なショットが求められます。

3H(Par3|最長201y)

距離のあるパー3です。

グリーンへ直接ボールを運ぶには、十分な飛距離と正確なクラブ選択が不可欠です。

 

グリーンへのアプローチエリアが狭いため、狙い澄ましたショットでピンに絡めたいホールです。

4H(Par4|最長430y)

グリーンを狙う上でベストアングルを確保するには、ティーショットをクロスバンカーの近くに落とすのが効果的です。

 

この位置からなら、ボールをランでグリーンに乗せることも狙えます。

 

ティーショット地点からフェアウェイが狭まるため、正確にフェアウェイをキープできれば素晴らしいショットと言えるでしょう。

5H(Par5|最長525y)

ビッグドライブが求められるドッグレッグのロングホールです。

ティーグラウンドから約300ヤード地点に広がる池が特徴的。

 

池を越えた先のフェアウェイ左側は広く開放的ですが、右側にはバンカーが連なり、挑戦意欲を掻き立てられます。

 

2打目で池を楽に越すには、やはりティーショットで十分な飛距離を出すことが重要です。

 

右サイドに続くバンカー群はありますが、2打目は左側のフェアウェイが広いため、避けるのは難しくありません。

 

また、3打目でグリーンを狙うには、フェアウェイ左側からのアングルが有利です。

6H(Par4|最長401y)

フェアウェイを確実に捉えられれば、どこにボールが落ちても良いショットと言えるでしょう。

 

一見すると簡単そうに見えるグリーンを狙う池越えの2打目ですが、見た目以上にグリーンが小さく、難易度が高いホールです。

7H(Par5|最長550y)

フォローの風が強ければ、右側の2つのクロスバンカーをキャリーで越え、2オンも視野に入ります。

 

フェアウェイのどの位置から打つ場合でも、2打目ではフェアウェイ中央にそびえる木を避ける高度なテクニックが必要です。

 

グリーンの大部分が奥に向かって下っているため、2打目でフェアウェイ左側の2つのバンカー付近に落とさないと、3打目でグリーンを長く使い、ボールを止めるのが難しくなるでしょう。

8H(Par3|最長189y)

広大なグリーンはバンカーによって堅固にガードされています。

 

グリーンはハローなどのアンジュレーションによって二分され、もしカップとは反対側にオンしてしまうと、2パットでパーを奪うのは容易ではありません。

9H(Par4|最長357y)

距離の短いパー4なので、ティーショットはフェアウェイウッドやロングアイアンで十分です。

何よりもフェアウェイをキープすることがスコアメイクの決め手となります。

 

ティーショットを飛ばしすぎると、右側の2本の大きな木が2打目の邪魔になる可能性もあります。

 

2打目でグリーンを捉えるにはショートアイアンで十分ですが、グリーン手前の深いバンカーをクリアするために、クラブ選択は慎重に行いましょう。


INコース(10~18番)|正確な判断力が求められる後半戦

HOLE CHAMP TEE BACK TEE REGULAR TEE-1 REGULAR TEE-2 FRONT TEE PAR HDCP
10H 525y 494y 494y 466y 434y 5 10
11H 416y 391y 391y 355y 315y 4 16
12H 411y 386y 355y 355y 333y 4 4
13H 237y 205y 180y 180y 150y 3 12
14H 385y 362y 325y 325y 307y 4 2
15H 425y 406y 376y 376y 352y 4 18
16H 552y 532y 532y 501y 459y 5 6
17H 163y 142y 138y 118y 94y 3 14
18H 448y 432y 387y 357y 291y 4 8
IN 3,562y 3,350y 3,178y 3,033y 2,735y 36
TOTAL 7,059y 6,617y 6,316y 6,064y 5,359y 72

10H(Par5|最長525y)

左のフェアウェイ手前にあるクリークをキャリーで越える自信がない場合は、周囲をバンカーで囲まれた右のフェアウェイを狙うのも一計です。

 

2打目では右手前と左奥のバンカーを確実に避ける必要があります。

 

バンカーに囲まれ、アンジュレーションがきついグリーンへは、ショートアイアンでの正確なショットが要求されるでしょう。

 

3打目のグリーンへのアプローチは、右側からが最も攻略しやすいルートです。

11H(Par4|最長416y)

距離のあるティーショットで、左ラフの上を大きく越していくのが理想的な攻め方です。

 

このルートを選択すれば、グリーン右半分を深くガードするバンカーを回避し、左側から安全にグリーンを狙うショットが可能になります。

12H(Par4|最長411y)

ティーショットを右側のフェアウェイバンカー近くに落とすことが、2打目でグリーンを攻めるための最適なポジションとなります。

13H(Par3|最長237y)

このホールでは、グリーン手前部分の独特な形状が特徴です。

 

ボールが自然とグリーンの中へ転がり込むように設計されているため、見た目やスコアカードの表示よりも簡単にグリーンオンを狙うことができます。

14H(Par4|最長385y)

ティーショットは池を避け、フェアウェイを確実にキープすることが重要です。

 

2打目でグリーンに乗せるには、ミドルアイアンかショートアイアンをしっかり打ち切る必要があります。

 

もしより慎重に攻めるなら、2打目をグリーン右手前のフェアウェイに落とし、ピッチングでグリーンを狙う戦略も有効です。

15H(Par4|最長425y)

ティーショットを左側に落とすことで、大幅な近道となります。

 

ただし、そのためには左のフェアウェイにせり出している木を越える、長いティーショットが求められる挑戦的なホールです。

16H(Par5|最長552y)

2打目で池を楽に越えるためには、ティーショットで十分な距離を稼ぐことが不可欠です。

 

そうすれば、2打目で中央のバンカーの奥にある高いフェアウェイまで届くことも可能になり、そこからならピッチングで簡単にグリーンを狙えます。

 

もし2打目を低いフェアウェイに落としてしまうと、グリーンが見えにくくなり、バンカー越えの打ち上げという難しいショットが残ってしまうでしょう。

17H(Par3|最長163y)

この短いパー3ホールでは、正確なミドルアイアンかショートアイアンのショットが要求されます。

池がグリーン手前と左側を厳重にガードし、さらに手前と奥にはバンカーが待ち構えています。

唯一の安全な逃げ道はグリーンの右側です。

18H(Par4|最長448y)

バンカーはないものの、巧みに配置されたセパレートする木々と池が特徴のトリッキーな最終ホールです。

 

距離がある中でグリーンの周辺を池がガードしていて、徹底したコースマネージメントが勝利の鍵を握ります。

 

距離のあるティーショットでフェアウェイ右側をキープできれば、2打目がより攻めやすくなるでしょう。

 

グリーンの周りにバンカーはありませんが、グリーンを外してしまうと、難しいピッチングショットが残されることになります。

まとめ|自然と戦略が交差する、極上の18ホール

北海道クラシックゴルフクラブの各ホールは、美しい景観の中に罠を秘めた「静かな猛獣」のような存在です。

 

力任せのゴルフではなく、狙い所・クラブ選択・風の読みなど、トータルなマネジメント力が試されるコースです。

 

ぜひこの記事を参考に、挑戦と戦略に満ちた18ホールに臨んでください。