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植手桃子選手のプロフィールと目標|5度目の挑戦で掴んだプロテスト合格

女子ゴルフ

植手桃子(うえて ももこ)選手は、兵庫県神戸市出身の女子プロゴルファーです。

 

6歳でゴルフを始め、滝川第二高等学校ゴルフ部で腕を磨き、2021年にJLPGAプロテストに5回目の挑戦で合格。

 

現在はアース製薬所属として、ステップアップツアーやテレビ番組出演を中心に活躍しています。

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植手桃子選手プロフィール一覧

名前 植手 桃子(うえて ももこ)
生年月日 1997年9月10日(28歳)
出身地 兵庫県神戸市
身長 156cm
体重 50kg
血液型 O型
出身校 滝川第二高等学校
プロ転向 2021年6月26日(93期生)
所属 アース製薬
ゴルフ歴 6歳〜
得意クラブ ショートアイアン

プロテスト合格までの道のり

プロを目指すきっかけは、滝川第二高校の先輩である堀琴音選手の存在でした。

憧れの先輩の背中を追いかけながら、自分も同じ舞台に立ちたいという気持ちが芽生えます。

 

しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

JLPGAプロテストは合格率3%台と、国内でも最難関といえる関門。

 

植手桃子選手は高校卒業後から挑戦を重ね、5度目の挑戦でようやく夢を掴みました。

長い道のりでした。

 

1回目の挑戦は一次予選敗退。

「練習不足で甘かった」と当時を振り返ります。

 

高校を卒業したばかりで、自信ばかりが先行してしまい、プロの世界の厳しさを痛感しました。

 

2回目以降は練習量を増やして臨んだものの、結果には結びつかず、試合の場面ではメンタルの弱さが浮き彫りになります。

 

緊張すると体の動きが微妙に変化し、思い通りのプレーができない──その壁を乗り越えることが大きな課題でした。

 

3回目、4回目も結果を残せず、挫折感に苛まれる日々。

それでも「諦めたくない」という思いだけが支えになりました。

 

迎えた5回目の挑戦は、コロナ禍による1年延期がありました。

この時間を「準備期間」と捉え直し、徹底的に自分を見つめ直したことが、転機となります。

メンタル本との出会い

合格に至る大きな要因の一つが「読書」でした。

 

ゴルフの技術だけでなく、心の持ち方に焦点を当てた本を何冊も読み漁り、印象に残ったフレーズをノートに書き出して整理。

 

緊張の場面でも「体は勝手に動く、心を乱さなければ結果はついてくる」と言い聞かせ、自分を落ち着かせる術を身につけました。

 

これにより、以前のように試合で体が硬直することが減り、冷静に一打へ集中できるようになったのです。

北六甲カントリークラブでのサポート

もう一つの支えとなったのが、練習拠点である北六甲カントリークラブの存在です。

 

クラブの社長からは多くのメンタル関連書籍を薦められ、日々の会話の中で心構えについてのアドバイスも受けました。

 

こうした環境の後押しがあったからこそ、技術練習に専念でき、精神面の成長につながりました。

 

クラブの仲間やスタッフの励ましもまた、大きな力となり、合格後に「一人ではここまで来られなかった」と感謝の言葉を口にしています。

 

さらに、もともと得意だったショットに加え、弱点だったアプローチとパッティングを集中的に強化。

 

どんなにショットが好調でも、グリーン周りで崩れてしまってはスコアにならないと痛感し、毎日コツコツと練習を積み重ねました。

 

苦手を克服し、強みに変えたことが、最後のプロテストで安定したプレーを引き出す原動力となりました。

 

メンタルとショートゲーム、この2つの強化が合格を引き寄せた大きな要因です。

プロ合格後の心境

長い挑戦の末にプロの資格を手にした瞬間、植手桃子選手の胸には「諦めずに続けてきてよかった」という実感が込み上げました。

 

努力が報われた安堵感に加え、これからはツアープロとして結果を出さなければならないという新たな責任感も芽生えました。

 

プロテスト合格を機に「自分へのご褒美はペットを飼うこと」と決めていた彼女は、オフシーズンに迎えた愛犬との生活を心の支えに、さらに前を向きます。

 

「ギャラリーの前でプレーできることが嬉しい。ゴルフは本当に楽しいから、できるだけ長く続けたい」と語る姿には、初心を忘れず挑み続ける強さが表れていました。

 

神谷そら選手のプロフィールはこちらの記事で!

ステップアップツアーでの活躍

2021年にはステップアップツアー「京都レディース」で4位に入り、プロとしての存在感を示しました。

 

ショット精度の高さに加え、磨き上げたショートゲームで今後の飛躍が期待されています。

ゴルファーとしての目標

「まずはステップアップツアーで初優勝を目指したい」と語る植手桃子選手

下部ツアーでの賞金ランキング上位を狙いながら、レギュラーツアーでの活躍を見据えています。

 

プロテスト合格を自らの粘り強さで掴んだ経験は、今後のキャリアを支える大きな財産となるでしょう。

まとめ

植手桃子プロは、挑戦と挫折を経てプロの扉を開いた努力家です。

高校時代の先輩・堀琴音の姿に憧れ、粘り強く挑み続けた姿は、多くのファンの心を打ちます。

これからのステップアップツアー、そしてレギュラーツアーでの飛躍が楽しみです。