沖縄県浦添市出身の女子プロゴルファー・山城奈々(やましろ なな)選手は、10歳でゴルフを始め、宮里藍に憧れてプロの道へ進んだ実力派プレーヤーです。
2014年にプロテスト合格後は、レギュラーツアーやステップアップツアーで確かな足跡を残しています。
山城奈々のプロフィール
名前 | 山城 奈々(やましろ なな) |
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英語表記 | Nana Yamashiro |
生年月日 | 1993年12月17日(31歳) |
出身地 | 沖縄県浦添市 |
身長 | 160cm |
体重 | 59kg |
血液型 | A型 |
出身校 | 沖縄県立浦添高等学校 |
ゴルフ歴 | 10歳〜 |
プロ転向 | 2014年8月1日(LPGA86期生) |
所属 | Tee-up |
得意クラブ | ドライバー |
趣味 | ピアノを弾くこと |
プロ転向後の主な戦績
・2014年:プロテスト合格(2位)。
・同年「NEC軽井沢72」で4位タイ。
・2015年:「大東建託・いい部屋ネットレディス」4位タイ。
・2016年:ステップアップツアーで2勝(7月、9月)。
・2020年:「日本女子プロゴルフ選手権大会」22位タイ。
・2021年:「ヨネックスレディス」初日にホールインワン、4位タイ。
山城奈々選手のエピソードと見どころ
宮里藍に憧れて始めたゴルフは、やがて山城奈々選手自身の確かな軌跡を描いていきます。
特に2021年「ヨネックスレディス」ではホールインワンを達成し、最終日に65というビッグスコアで4位タイに食い込むなど、その実力は折り紙付きです。
現在行われている「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」3日目では、最終18番ホール(パー4)でピン左手前1.5メートルにつけるスーパーショットからバーディを奪取。
平均スコア4.33という最難関ホールでの価値ある1打でした。
「きょうはパットが入らないなぁと思っていた。でもショットはいいので我慢してチャンスを作っていれば、1個くらいは入るかなと思ってやっていました」
と語り、笑顔を見せた姿が印象的です。
2014年にTP単年登録でプロ入りし、同年プロテスト合格。
しかし、持ち味だった豪快なドライバーショットがイップスに陥り、一時は出場機会を失いました。
2023年と2024年は賞金ゼロという苦境も経験。
それでも諦めず努力を重ねた山城奈々選手は、「今は気持ちよく振れるようになった」と自信を取り戻しつつあるようです。
今大会の6番ホール・パー5ではドライバイーショットを294ヤードもかっ飛ばし、2オンを決めるなど、その飛距離が完全に復活しています。
北海道にはアマチュア時代の2010年に初めて訪れ、沖縄出身の彼女にはまるで外国のように見えたそうです。
「コースは覚えていないけど、カニを自宅に送ったのは覚えている」と笑顔で語る、おおらかな人柄も魅力です。
「北海道といえばカニでしょう」と語るその姿からは、プロ12年目の経験と心の余裕が感じられます。
プロ転向から10年を超えた今、山城奈々はあらためて頂点を目指し、169試合目での初優勝を視野に入れています。
勝利の味と、たらふく食べるカニの味。
どちらも手にするための戦いは、これからが本番です。
山城奈々選手が健闘中の『ミネベアミツミレディス2025』について、詳しくはこちらの記事でどうぞ!
クラブセッティング(参考情報)
現時点で山城奈々選手の最新クラブセッティングは公式発表されていませんが、ドライバーを得意クラブとし、飛距離と正確性のバランスが武器となっています。
今後の試合出場時に注目が集まります。
まとめ
ステップアップツアーでの2勝、ホールインワン、そして堅実な成績。
山城奈々選手は、沖縄出身の女子ゴルファーとして着実に経験を重ねて、今後の活躍にも大きな期待が寄せられます。