東京オリンピックのゴルフ競技が開催される霞ヶ関カンツリー俱楽部は素晴らしいコースです。
日米首脳会談のため日本を公式訪問したアメリカのトランプ大統領が、安倍首相との招きでプレーしています。
プレーしたのは2017年11月5日で、プロゴルファーの松山英樹選手も同伴しました。
ゴルファーなら誰でも一度はプレーしたいと思う霞ヶ関カンツリー倶楽部。
メンバーに知人がいなくともプレーはできるか?
料金はどれほど高いのか?
気になるところですね。
東京オリンピック ゴルフ会場 霞ヶ関カンツリー俱楽部でプレーする方法とは?
安倍さんとトランプさんがラウンドし、東京オリンピック会場となった霞ヶ関カンツリー俱楽部でプレーするには、平日ならメンバーの紹介、土日はメンバー同伴が必要です。
週日会員、正会員合わせて千数百名しかいませんので、おいそれとメンバーを見つけることは難しいですね。
そこで、メーバーの紹介状も同伴もなしにプレーする方法をお伝えします。
筆者は過去4度、霞ヶ関カンツリー俱楽部でプレーしていますが、いずれもメンバーの同伴も紹介もありませんでした。
西コース1度、東コースを3度回りました。
ベストスコアは87。
ハーフでは東のインで41。
「お前のスコアーなんて、どうでもよい」
その通りですね、ハイ分かりました、話を進めましょう。
筆者は4回のうち3回までは、カントリークラブの休日貸し切りコンペでラウンドしました。
業界関連の雑誌や書籍を発行している会社が企画したコンペに参加したのです。
カントリー倶楽部の休日に東コースか西コース18ホールを貸し切りにして、コンペをやるのです。
少ない時で90名ほど、多い時は120名ほどの参加者がいました。
一度などは私たちのグループが東コースを貸し切っていたのですが、受付の手伝をしていたら隣に別なグループの受付テーブルが用意されていました。
そのテーブルをよく見たら、何と筆者が新卒のころ務めていた会社の元上司が立っているではありませんか。
互いにジーッと顔を見合わせ
「もしかして草〇さん?」
「えっ、△▽さん?」
と20年ぶりの再会でした。
この方、ある伝統的な菓子関係の協同組合事務局長を務めておられて、この日はその組合員の方々のコンペなんだそうです。
ちなみに霞ヶ関カンツリー俱楽部には日本の伝統的和菓子経営一族のメンバーが、複数人在籍しています。
老舗和食店の経営者も会員に名を連ねます。
西コースを使って、4組が競うとのことでした。
この組合さんは十数年もの間、霞ヶ関カンツリー俱楽部の休日コンペを毎年開催しているようです。
向こうは向こうで、我々の東コース18ホールの貸し切りコンペに驚いていましたが。
それにしても、何という偶然の再会。
このように日本の多くの名門倶楽部は、年に何度か休日をビジターやゲストに開放しています。
経営上の問題が一番大きいのです。
ゲストをどんどん詰め込むわけではないし、メンバーも少ないので入場者は決して多いと言えません。
名門倶楽部の収支はトントンのところがほとんとで、中には赤字を出すコースもあります。
このようなメンバー中心の運営で、ゲストプレーヤーを厳しく制限している名門倶楽部の場合、赤字はメンバーの負担による分担金で補います。
最初から入場者だけの売り上げではやっていけないことを見越して、近年は年会費を高額に設定するクラブが増えています。
東京オリンピック ゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー俱楽部が正会員15万円、小金井カントリークラブに至っては30万円です。
逆に関西を代表する超名門廣野ゴルフ俱楽部は年会費がありません。
かなり稀有なケースと言えるでしょう。
ただし、廣野G俱楽部でも赤字の場合はメンバーが公平に負担しますし、コース改造などの費用もすべてメンバーがらの拠出金で賄われます。
もう一つ付け加えるなら、この廣野ゴルフ俱楽部は経営形態が極めて特殊です。
日本に一番多いカントリークラブの経営形態は、小金井カントリー倶楽部のような株式会社です。
霞が関カンツリー俱楽部のような戦前に開場した倶楽部に多いのが、一般社団法人。
廣野G俱楽部はそのどちらでもない、任意団体という運営形態を続ける実に稀有な倶楽部なのです。
休日貸し切りコンペに参加して霞ヶ関カンツリー俱楽部でプレーしよう!
さてさて、話は遠回りになりましたが、名門でプレイしたいけどメンバーに知り合いがいない方は、休日コンペに参加することをお勧めします。
どういうところがこの名門倶楽部の休日コンペを開催しているか、代表的な3社を紹介します。
◎ダイナース クラブ
◎スポニチ ゴルファーズ倶楽部 ◎GDO この3社は毎月どこかの名門コースでコンペを開催しています。 月に複数回開催することも珍しくありません。 メンバーの知り合いを複数抱えているゴルフ場では、営業日にもコンぺを開催しています。 |
ただ、霞ヶ関カンツリー俱楽部は他社の宣伝広告などに利用せれることをかなりうるさくチェックしていて、このコースでのコンペ開催を堂々とアッピールすることはできません。
特に東京オリンピックのゴルフ会場として競技開催が決まってからは、なお一層厳しくなりました。
IOCの憲章や規定に触れる事にもなりかねないので、当然と言えば当然ですが。
来年に迫った五輪終了まで、霞での開催は難しいかも知れませんが、他の名門コースでは問題なくコンペは行われています。
名門コースでプレーしてみたい方は、こちらから資料を取り寄せて下さい。
他に安倍、トランプ両氏がラウンドした霞ヶ関カンツリー俱楽部でプレーする方法は、埼玉県の川越市、狭山市、日高市、鶴ヶ島市にお住いの方であれば、年一度は市民G大会が霞が関カンツリー俱楽部で開催されます。
また、霞ヶ関カンツリー俱楽部は埼玉県のジュニア育成に力を入れていて、練習場がジュニア向けに開放されています。
安倍首相、トランプ大統領がプレーした霞ヶ関カンツリー俱楽部のプレー料金は?
日本の安倍首相とアメリカトランプ大統領がラウンドし、東京オリンピックのゴルフ会場となる霞ヶ関CCは、やはり他の大衆的なゴルフ場とは違っていました。
運転手付きの車やタクシー、ハイヤーで来る人が多いので、プレー後ひと風呂浴びてからレストランでくつろいでいる人が多いですね。
当然、お酒を飲んでいる方も多いですよ。
これが土日だともっと多くなるのでしょう。
さて、気になる霞ヶ関CCゲストのプレー料金は下記のようになっています。
季節によって多少の変動はありますが,それほど大きな変動はありません。
平日ならキャデイフィ込みで約30,000円、土日・祝日なら約34,000円とみておけば基本的に大きな誤差はありません。
ただしこの金額は、1ラウンド4バッグで回ることを前提としています。
食事代は勿論別です。
川奈GCや太平洋クラブ・御殿場コースなどに比べたらまだ安い方です。
GOLF専門週刊誌ではグリーンフィなど料金の特集を組みますが、東京オリンピックのゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー俱楽部の料金を詳細に伝えている記事は少ないですね。
ゴルフ専門のガイドブックなどへも公表はしていないようです。
私が一時購読していたALBAもいろんなゴルフ場特集を連載していましたが、霞の料金に対する詳細はついぞ目にしたことはありません。
倶楽部としては、財務的な問題が発生した時はメンバーが負担するとの方針を明確に規程してあり、シャカリキになってビジター誘致なんて考える必要はありません。
それでも何といっても次期五輪の正式種目の会場ですから、今年の本格的シーズンに突入するとスタート予約の申し込みが殺到するかも知れません。
ちなみに霞ヶ関カンツリー倶楽部の年会費は正会員で15万円。
小金井カントリー倶楽部の30万円に比べたら、驚くほど高額とは言えません。
小金井カントリー倶楽部の年会費30万円は、休眠会員対策の一環でもあります。
年会費を高額にして、メンバーとしてクラブを利用していない人の退会を促す狙いですね。
プレーに来ない会員が退会して、アクティブな会員が増えると入場者が多くなり経済効率が良くなります。
高くなった年会費収入と合わせて、二重三重の効果が期待できるのです。
霞が関CCとて高齢化による休眠状態の会員問題は抱えております。
メンバー募集に踏み切れば応募者は間違いなく多数見込めますので、いつでも手は打てるとの思いから、あわてず騒がずでしょうか。
その霞ヶ関カンツリー俱楽部、クラブハウスも何かとあわただしい朝方や昼食時に比べて、夕方の雰囲気は実に落ち着いています。
特にレストランの雰囲気は別格ですね。
如何にも日本を代表する高級カンツリー倶楽部、ハイソサエティのゆったりした空気が充満しています。
この雰囲気や空気感に触れるだけで、このカンツリー俱楽部でプレーする価値があるように思われます。
多少の経費がかさんでも機会があったらならばぜひ、あなたもプレーしてください。