夏のゴルフは北海道に限ります。
湿気が少なく爽やかで、コースも広々としていて自然の醍醐味を満喫できます。
ただしご用心。内地とは芝生が違います。
本州の高麗芝と違って、フェアウェイに洋芝ベントを使用しているからボールが沈んで打ちにくい。
ところで、北海道のゴルフ会員権はとってもお買い得ですよ。
総額200万円もあれば、かなりハイクラスのメンバーになれます。
北海道のゴルフ会員権相場とゴルフ場の歴史
北海道のゴルフの会員権は安いが、素晴らしいコースがとても多いことをあなたも、きっとご存知でしょう。
フェアウエは広くダイナミックで、距離も長いうえに芝生はボールが沈み、難易度の高いコースがそろっているのです。
さて、北海道のゴルフ会員権相場を見てみましょう。
◎北海道のゴルフ 会員権相場
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札幌GC輪厚C 420万円(50)
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札幌芙蓉CC 150万円(50)
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ツキサップGC 110万円(30)
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札幌国際CC島松 100万円(35)
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スウェーデンHGC 90万円 (50)
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クラークCC 85万円 (30)
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小樽CC 75万円(300)
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恵庭CC 75万円 (50)
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桂GC 75万円(50)
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札幌エルムCC 75万円 (30)
*()内は名義変更料。
*小樽カントリー倶楽部の300万円のうち200万円は預り金で、入会10年後には返還される。
また、退会者には即時返還せれる。
他では、北海道CC大沼コース70万円(20)、北海道クラシック500万円で募集中、ザ・ノースCCは50万円(54)ニドムクラッシック20万円(30)となっています。
広大な原始林に覆われた平地や丘陵を見ているとゴルフ場を造りたくなるのでしょうか、北海道には昭和2年函館GC、翌3年には小樽CCと相次いでコースがオープンしたのでした。
明治維新後に開拓が進んだ歴史から見て、異例とも言える早さでカントリー倶楽部が設立されたのです。
そのスピードは、日本の各地域と比較すると一目瞭然です。
東北地方の第一号は宮城県の仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースで、昭和10年オープン。
北信越では、大正8年に旧軽GC,昭和6年に軽井沢GC(新軽)と設立されているが、日本海側では昭和32年の石川県・片山津CCのオープンまで待たねばなりません。
九州でさえ、大正2年長崎県に雲仙CCが造成されていますが、第二号は昭和5年の別府GC,福岡県に至っては九州第三弾の門司CCが昭和10年とオープンは遅れるのでした。
沖縄県は昭和40年に最初のコースとして沖縄カントリー倶楽部がオープンしている。
四国に初めて誕生したのは昭和29年、香川県の高松カントリー倶楽部でした。
北海道の名門コース誕生をオープンした順に見てみましょう。
この一覧表を見てあなたは、おやっ、札幌にできるのが遅いのでは?と思ったことでしょう。
北海道のゴルフ 会員権相場をけん引する、札幌ゴルフ倶楽部の歴史は、実は戦前の昭和7年にまで遡るのです。
小樽カントリー倶楽部がすでにオープンしていましたが、市内にゴルフ愛好家たちが次第に増えると、やっぱり札幌に自分たちの倶楽部を、という声が高まってきたのです。
現在の豊平区月寒の国道36号線沿に昭和7年月寒(ツキサップ)リンクスが造成され、札幌G倶楽部の歴史が幕を挙げたのでした。
しかし、その後激しくなった戦火の影響により、コースは昭和18年に閉鎖される運命を辿ったのです。
終戦を迎え、なお我らが倶楽部への夢断ちがたく昭和27年、本格的な新コース造成を目指して有志による札幌カントリー倶楽部が結成されたのです。
当時の広島村輪厚地区に最上の土地を求め、名匠の誉れ高き井上誠一が設計を快諾したのでした。
紆余曲折を経ながら多くの人々の尽力と苦労が実り、昭和33年8月ついに札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースが開場したのです。
札幌の名が冠された、最初のコース誕生であった。
北海道のゴルフ場開発の年譜は、そのまま北海道の歴史を物語ってもいるのです。
貿易港を抱え、いち早く商業都市として発展を遂げた函館、小樽の富裕層が先陣を争うように相次いで建設したのは至極当然の事と言えるでしょう。
交通網の要所であり、北北海道の中心都市である旭川の昭和32年オープンは、これまた頷けるところです。
昭和35年にオープンした根室GCが当時の道東の活況を物語っている。
戦後の復興と歩調を合わせるように隆盛が続いた、北方領土からオホーツク海にかけた漁業と水産加工、それに関連した産業の全盛は、しかし昭和40年代半ばには終焉を迎えるのであった。
鉄鋼の街として一時は北海道経済の屋台骨を支えた室蘭地区の、室蘭GC白鳥コースが昭和40年オープンとは、ちょっと遅くて意外な気がします。
室蘭GC白鳥コースもあの名匠井上誠一設計によります。
札幌市や千歳空港から近い地域にコースが集中し、ゴルフの会員権相場もそれに従うように推移している。
カントリー倶楽部の歴史は、地域の発展や経済の変遷と切っても切れない関係にあると言えるでしょう。
一度は行ってみたい、北海道のコース総合ベスト15は?
《ゴルフ 会員権相場と関係なく北海道のコースベスト15》
下記のベスト15コースは、難易度、レイアウト、コースコンデション、メンバーの満足度、ゲストの評判などを筆者が聞き取りし、自身がプレーした印象を含めて独断で選出したものです。
太字の上位4コースは特にお勧め倶楽部です。
5位以下は甲乙つけがたく、あいうえお順に並べました。
4コースについてはそれぞれの特徴も述べてありますので、あなたのプレーやゴルフ会員権購入の参考になれば幸いです。
ユニ東部ゴルフクラブをじゃらんゴルフで調べる。
*()内は設計者
一度は行ってみたい、小樽カントリー倶楽部
昭和3年に旧コース9ホールがオープンし、北海道で2番目の歴史を持つ。
北海道で最も古いコースと書いてあるサイトを見かけますが、函館GCが前年の昭和2年にオープンしているので、2番目が正しい。
しかし、函館GCは昭和11年に現在地へ移転しているので、現存するコースとしては旧コースの9ホールが北海道最古で間違いはない。
いかにも北海道らしい、悠久な自然を体感させらるコースだ。
各ホールをセパレートする無数の樹上には遥か嶺々が聳え、漠たる石狩湾から潮の香流れ来る、日本屈指ののシーサイドコースです。
風がこのコース最大のハザードであると言われるほど海風の影響を受け、その高速グリーンは本州からの来場者を驚かせるには十分な状態を常に保っている。
1990年、1999年と二度、日本オープンの舞台となり、1990年10月の大会では最終日に中島常幸がジャンボ尾崎との4打差を大逆転、歴史に残る名勝負が繰り広げられた。
北海道での日本オープン開催はこのコースだけである。
近年は毎年8月に『ニトリレディース』が開催され、全国に放送されている。
*ゴルフの会員権相場は130万円前後
一度は行ってみたい、北海道クラッシックゴルフクラブ
実に美しいコースだ。
ゴルフの女神が住むかと思われるほどの美が支配する。
だが、実際にプレーすると女神はなかなか微笑んでくれない。
厳しく突き放してプレーヤーを困惑させるほど、コースは変貌する。
サラブレット育成牧場跡地の平坦な各ホールを仕切る、大小さまざまな池とコースを包み込むような深い森。
設計者ジャック・ニクラウスが巧に配置した池とバンカーと森のコントラストは、見とれるほどの景観美を誇る。
しかしプレーヤーにとっては魔者が住むかとさえ思われるほど難易度は高く、美の女神に翻弄されてしまうのだ。
林業を営み全国に広大な森林を保有していた成井農林が造成した名コースに、腕の覚えのあるあなたは是非とも挑戦してください。
当時社長だった成井武夫氏の木に寄せる愛着は並々なるものがあり、クラブハウスにはふんだんに檜とシバが用いられている。
これほど落ち着きと開放感を味わえるクラブハウスを他には知らない。
経営者が二転三転し、昭和50年代初頭あのトウショウボーイとともに中央競馬を駆け抜けた、名馬テンポイントがこの地で生まれたことを知る者は少ないであろう。
(ゴルフの会員権相場は50万円前後)
一度は行ってみたい、札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース
大気の中に木の香り漂う、懐深い林間に18ホールを展開して、北海道を代表するチャンピオンコース。
広々としたコースは見た目以上に起伏があり、各ホール距離も長い。
各ホールの攻略ルートはほぼ決まっていて一見わかりやすいが、ポイントをはずした時には容赦ないペナルティを覚悟しなくてはならない。
多くのグリーンは受けているが、ピンの位置によって攻め方を変える戦略性が要求される。
設計は日本を代表する名匠、井上誠一。
全日空札幌オープンが長い間開催されるなど、トーナメント開場となることも多いが、北海道のアマチュア大会も度々開催されている。
(ゴルフの会員権相場は420万前後)
一度は行ってみたい、ニドムクラッシックコース
ラウンド中に出会ったのは、鹿、エゾリスと小川を泳ぐ小魚だけであった。
他のプレーヤーの姿を見たのは、クラブハウスだけだった。
キタキツネや小鳥、多くの禽獣類が生息しているであろう北海道の広大、悠久な原始林の一角を切り拓いて造成されたコースは圧倒的なスケールで展開する。
45ホールのコース奥深くに進んでいくと、もう自分がどこににいるのか、方向感覚がまるでなくなるほど雄大な自然に抱かれている。
ほど近い日高山脈も北海道の屋根大雪山系もまるで見えない。
森と林の上に広がるのは、果てしない空とのどかな雲だけである。
ここにいることで幸せだと思える稀有なコース。
(ゴルフの会員権相場は20万円前後)
これがニドムクラッシックの一部分です。
コースの敷地内をこんなに大きな川が流れているなんて、まさに日本離れしています。
このゴルフ場で一度でもプレーすると、ゴルフに対するあなたのイメージがきっと変わると思います。
北海道の中でもスケール感は桁違い。
あなたも今年の夏は爽やかで雄大な北海道のゴルフ場で、思いっきり腕をふるってみてはいかがでしょうか。
一度は行ってみたい北海道のゴルフ場は芝生が違う、だから難しい!
本州のゴルファーが北海道のコースでプレーすると大崩れする人が多いのは、芝生に大きな理由があります。
筆者も初めて北海道のコースでラウンドした時、フェアウエに沈むボールが打ちにくくて、野芝を使用していたラフの方がはるかに打ちやすかった記憶が鮮明に残っています。
芝生とゴルフの会員権相場に直接的な関わりはありませんが、スコアとは密接な関係がありますのであなたも是非覚えておいて下さい。(笑)
本州の多くのコースではフェアウェイやラフに高麗芝や野芝といった和芝を使用しているのに対して、寒冷地である北海道はベント芝と言われる洋芝を使用しています。
本州のコースでグリーンに使用されているベント芝を北海道では、フェアウエやラフにも使用しているのです。
ボールが浮く和芝とボールが沈んで打ちにくい洋芝との大きな違いはその生え方にあります。
日本古来の品種であり、本州の高温多湿な気候に合う和芝は横に広がるように成長するのに対し、寒冷地に適応した洋芝は縦に成長します。
そのため野芝や高麗芝のフェアウェイは芝生が薄く、洋芝であるベントのフェアウェイは芝生が厚い状態に仕上がるのです。
さらに和芝は葉や茎が太くて硬ので、刈り込むとまるでボールがタワシの上に乗っているかのように浮くのに対し、洋芝は葉も茎も細くて柔らかいのでボールが沈み込んでしまうのです。
芝はイネ科の植物なので、育成には水を大量に必要とします。
横に広がって成長する和芝は根の部分に多く水分を貯めますが、真っ直ぐ縦に伸びる性質を持つ洋芝のベントは茎と葉にたっぷりと水分を含んで成長します。
そのためベント芝はとても粘っこい性質に成長するのです。
少し長めのラフだとクラブが振り抜けず、とても厄介なのはこのためなのです。
浮いた状態のボールを打つのは簡単ですが、芝に沈んみこんだボールを打つのが難しいのは当然のことです。
野芝や高麗芝のフェアウェイと同じような感覚でベント芝にクラブを振っていくと、ダフッてしまうことが良くあります。
高麗などの和芝では多少手前からクラブが入ってもボールはそこそこ飛んでくれますが、洋芝は粘っこさもありちょっとしたダフリはそのまま大きなミスショットになってしまうのです。
この芝生の違いこそ本州のゴルファーが、北海道のコースで大崩れしてしまう一番の原因なのです。
沈んでいるボールを上げようとする意識が強すぎて、逆にしゃくりあげる打ち方になってしまい、スィングを崩してしまうのではないでしょうか。
手入れの行き届いたゴルフの会員権が高い、名門コースでのプレーに慣れ親しんだ人ほど戸惑いが大きいかも知れません。
北海道のコースでプレーするときは、高額なゴルフの会員権が仇にならないよう、くれぐれもご注意ください。
ちなみに沖縄もバミューダと言って、洋芝の一種を使用しています。
アマチュアのアベレージゴルファーがいきなりダウンブローなんて言われても、そう簡単に適応できるわけがありません。
打ち込むなどと余計なことは意識せず、ボールをクリーンに打っていくことだけを考えて、ショットすることが大事でしょう。
これが1ヤード、2ヤードを打ち分ける繊細な技術が必要とされるプロには、とても大きな影響を及ぼします。
ベント芝でのアイアインショットは、ターフを薄く長く削っていく技が必要なのだそうです。
これができないから、日本の選手はアメリカで通用しないと言われて久しいですね。
かつての青木功、丸山茂樹、岡本綾子、小林浩美、宮里藍、最近では松山英樹、畑岡奈紗など活躍する選手もいますが、まだまだ少ないと言えるでしょう。
北海道の広々と野生的なゴルフ場の会員権相場は?
北海道のゴルフの会員権は安いが、素晴らしいコースがとても多いことをあなたも、きっとご存知でしょう。
フェアウエは広くダイナミックで、距離も長いうえに芝生はボールが沈み、難易度の高いコースがそろっているのです。
さて、北海道のゴルフ会員権相場を見てみましょう。
◎北海道のゴルフ 会員権相場
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札幌GC輪厚C 420万円(50)
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札幌芙蓉CC 150万円(50)
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ツキサップGC 110万円(30)
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札幌国際CC島松 100万円(35)
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スウェーデンHGC 90万円 (50)
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クラークCC 85万円 (30)
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小樽CC 75万円(300)
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恵庭CC 75万円 (50)
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桂GC 75万円(50)
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札幌エルムCC 75万円 (30)
*()内は名義変更料。
*小樽カントリー倶楽部の300万円のうち200万円は預り金で、入会10年後には返還される。
また、退会者には即時返還せれる。
他では、北海道CC大沼コース70万円(20)、北海道クラシック500万円で募集中、ザ・ノースCCは50万円(54)ニドムクラッシック20万円(30)となっています。
広大な原始林に覆われた平地や丘陵を見ているとゴルフ場を造りたくなるのでしょうか、北海道には昭和2年函館GC、翌3年には小樽CCと相次いでコースがオープンしたのでした。
明治維新後に開拓が進んだ歴史から見て、異例とも言える早さでカントリー倶楽部が設立されたのです。
そのスピードは、日本の各地域と比較すると一目瞭然です。
東北地方の第一号は宮城県の仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コースで、昭和10年オープン。
北信越では、大正8年に旧軽GC,昭和6年に軽井沢GC(新軽)と設立されているが、日本海側では昭和32年の石川県・片山津CCのオープンまで待たねばなりません。
九州でさえ、大正2年長崎県に雲仙CCが造成されていますが、第二号は昭和5年の別府GC,福岡県に至っては九州第三弾の門司CCが昭和10年とオープンは遅れるのでした。
沖縄県は昭和40年に最初のコースとして沖縄カントリー倶楽部がオープンしている。
四国に初めて誕生したのは昭和29年、香川県の高松カントリー倶楽部でした。
北海道の名門コース誕生をオープンした順に見てみましょう。
この一覧表を見てあなたは、おやっ、札幌にできるのが遅いのでは?と思ったことでしょう。
北海道のゴルフ 会員権相場をけん引する、札幌ゴルフ倶楽部の歴史は、実は戦前の昭和7年にまで遡るのです。
小樽カントリー倶楽部がすでにオープンしていましたが、市内にゴルフ愛好家たちが次第に増えると、やっぱり札幌に自分たちの倶楽部を、という声が高まってきたのです。
現在の豊平区月寒の国道36号線沿に昭和7年月寒(ツキサップ)リンクスが造成され、札幌G倶楽部の歴史が幕を挙げたのでした。
しかし、その後激しくなった戦火の影響により、コースは昭和18年に閉鎖される運命を辿ったのです。
終戦を迎え、なお我らが倶楽部への夢断ちがたく昭和27年、本格的な新コース造成を目指して有志による札幌カントリー倶楽部が結成されたのです。
当時の広島村輪厚地区に最上の土地を求め、名匠の誉れ高き井上誠一が設計を快諾したのでした。
紆余曲折を経ながら多くの人々の尽力と苦労が実り、昭和33年8月ついに札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースが開場したのです。
札幌の名が冠された、最初のコース誕生であった。
北海道のゴルフ場開発の年譜は、そのまま北海道の歴史を物語ってもいるのです。
貿易港を抱え、いち早く商業都市として発展を遂げた函館、小樽の富裕層が先陣を争うように相次いで建設したのは至極当然の事と言えるでしょう。
交通網の要所であり、北北海道の中心都市である旭川の昭和32年オープンは、これまた頷けるところです。
昭和35年にオープンした根室GCが当時の道東の活況を物語っている。
戦後の復興と歩調を合わせるように隆盛が続いた、北方領土からオホーツク海にかけた漁業と水産加工、それに関連した産業の全盛は、しかし昭和40年代半ばには終焉を迎えるのであった。
鉄鋼の街として一時は北海道経済の屋台骨を支えた室蘭地区の、室蘭GC白鳥コースが昭和40年オープンとは、ちょっと遅くて意外な気がします。
室蘭GC白鳥コースもあの名匠井上誠一設計によります。
札幌市や千歳空港から近い地域にコースが集中し、ゴルフの会員権相場もそれに従うように推移している。
カントリー倶楽部の歴史は、地域の発展や経済の変遷と切っても切れない関係にあると言えるでしょう。