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新ルールとゴルフ用語&コース内の新呼称は?知らないと恥をかく!

ゴルフプレー

ゴルフブームが到来しました。

若者のゴルファが男女ともに増えています。

 

楽しく快適にラウンドするためには、ルール、用語、コースの呼称を正しく覚え、マナーを守ることが肝心です。

 

カジュアルになったコースも多いが、厳然としたドレスコードを守り続けるコースは、まだまだたくさんあります。

あなた自身が恥をかかないために、必要なことを覚えてラウンドに臨みましょう。

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ゴルフの初心者が最低限覚えておくべき・用語とルール

2018年9月にR&A・英国ゴルフ協会とUSGA・全米ゴルフ協会から発表されていた新ルールが、2019年1月1日に施行されました。

 

新ルール改正の理由は、ルールの簡素化によるプレー時間の短縮に主眼が置かれていますが、これによってプレーヤーが従来の複雑さや、曖昧さから保護される効果も期待できます。

 

またプロゴルファーにとっても、競技大会などに関係するルール改正が採用されていています。

グリーン上のボールをプレーヤーの承認なしにキャディが拾い上げて良いことが明確化され、救済区域での措置が緩和されるなど、試合進行へ直接関連するような大幅な改定も含まれています。

 

新ルールの概要を知るとゴルフの初心者が知っておくべき、最低限のルールもわかります。

下記が新着の規則変更です。

 

2019年1月1日主な改定ルールその1

●球が動いた時の罰の免除や軽減

●パッティンググリーン上の規則変更と緩和

●「ウォーターハザード」から「ペナルティーエリア」への呼称変更と規則の緩和

●バンカー内の規則変更との緩和

●プレー進行の支援

上記の変更ルールを一つ一つ見ていきましょう。

 

 

●球が動いた時の罰の免除や軽減

パッティンググリーン上でうっかり球を動かすしたり、アドレスに入ったら自然にボールが動くことがあります。

旧ルールでは1打付加しなければいけませんでしたが、新ルールでは無罰となります。

 

深いラフや林の中でボールを探しているときに球が動いても、または木の葉や石ころをどけようとしてボールが動いた場合も罰がなくなります。

 

故意に動かしたことが証明されないことを条件にプレーヤーは、ボールが動いたことに対しての責任を負うことはありません。

 

●パッティンググリーン上の規則変更と緩和

旗竿を立てたままパッティングをしてカップインさせることが可能になります。

エプロンに止まったボールをピンが立ったまま打つのをよく見かけますが、それと同じようにファーストパットはピンを立てた状態で打ってピンに当たっても無罰で、カップインも認められます。

 

またプレーヤーはパッティンググリーン上のスパイクマークやシューズによって作られた傷、動物による損傷やその他の損傷を修復することができるようになりました。

 

単純にパットのライン上に触れることについても罰はありません。

また、グリーン上でキャディーは、プレーヤーの了解なしにボールを拾い上げてよいことが明記されました。

 

 

 

●「ウォーターハザード」から「ペナルティーエリア」への呼称変更と規則の緩和

これまでのウォーターハザードは赤や黄色の杭の中にあっても、ボールを打てる状態であれば打てましたが、ソールすることはできませんでした。

 

今回の変更により、ウォーターハザードの概念が大きく変わりました。

ウォ―ターハザードはペナルティーエリアと呼称が変わり、単に水域だけでなく指定された区域全体をさすものとなりました。

 

そのペナルティーエリア内でショットする場合は、クラブを地面につけることができるようになったのです。

 

ペナルティーエリアにある水、木の葉、木の枝、小石、砂、溶岩石などをルースインぺディメントと呼びます。

 

これまでの旧ルールではこれらに触れたり、取り除くことは禁止されていましたが、新ルールではそれが可能になりました。

 

ペナルティーエリアでルースインペディメントを動かことや、地面や水にクラブが触れても罰はつきません。

 

池やクリークなどに球が飛んで行って、赤杭の中に入ってしまった場合でも打てる場所にボールあれば、フェアウェイやラフと同じようにソールして打てることになったのです。

 

●バンカー内の規則変更との緩和

バンカー内でルースインペディメントを動かしても、また手やクラブで砂に触れても罰はなくなります。

ただし、クラブのソールについては今まで通り禁止です。

 

また、バンカー内のアンプレヤブルについては、2打罰でボールをバンカーの外でプレーすることを認める選択肢が加えられました。

 

 

●プレー進行迅速化への変更

見失ったボールを探す時間が5分から3分に短縮されました。

準備ができた者から先に打つ『レディーゴルフ』がストロークプレーで肯定的に奨励されます。

1打にかける時間は40秒以内が推奨されています。

 

バンカーやペナルティーエリアについての項目は、これまでと比較して大胆とも言える改正内容になっています。

 

このような改定は、ゴルフ初心者のあなたにとっては大変有り難いといえるでしょう。

ゴルファーの一人として、プレーの簡素化と時間短縮につながり大いに歓迎すべきだと思います。

ゴルフ初心者も知っておこう、プレーヤーに信頼を置いたルール改正

ゴルファ

 

以下についてはプロトーナメントの競技進行を念頭に置いた改正です。

今度の改正ではプレーヤーの判断と誠意に、より信頼を置いた点が目を引きます。

その分選手には、これまで以上に信頼と誠実さが求められることにもなります。

 

2019年1月1日主な改定ルールその2

●プレーヤーの誠実さを優先させる

●自打球や2 度打ちをしても罰はありません。

●救済を受けるときにマーカーに報告しなくても良い。

●救済を受けるときは、いつでも球を取り替えれる

●その他の主なルール改正

改定ルールその2の解説

●プレーヤーの誠実さを優先させる

また、確認するためにボール拾い上げたり、損傷しているかどうか確かめるために拾い上げる場合の告知の手続きが削除されました。

プレーヤーは罰なしで、ボールを拾い上げて確認したり拭くことができます。

 

●自打球や2 度打ちをしても罰はありません。

打ったボールが自分の体の一部に当たったり、自分のキャディーや携帯品、またはカートなどに当たった場合は、昨年までは1罰打でしたが新ルールでは無罰になりました。

 

偶然、2 度打ちしてしまった場合も罰はありません。

当たったそのストロークを 1 打と数えるだけでよいのです。

 

●救済を受けるときにマーカーに報告しなくても良い。

旧ルールでは、救済処置をする場合にはマーカーに報告しないとい毛ませんでしたが、2019年から報告の義務はなくなりました。

なお、暫定球を打つ場合はこれまで通り、「暫定球を打ちます」と宣言しなければなりません。

 

●救済を受けるときは、いつでも球を取り替えれる

2018年までのルールでは罰なしの救済、例えばカート道路からの救済ではボールの交換はできませんでしたが、新ルールでは罰あり、罰なしの救済措置に関係なく規則にしたがって、拾い上げたボールは別の球と交換できます。

 

●その他の主なルール改正

・距離計測機器の使用できるようになりました。

高低差や風向きなど、他のプレーに影響する要素を計測することはできません。

 

・スタンスをとった後、キャディーが後方に立つことはできません。

新しいルールではプレーヤーがスタンスをとった後にキャディーを後方に立つことを禁止しています。

 

ストロークを行う前にキャディーがその場所を離れたとしても 2打罰を受けることになります。

テレビ中継でよく見られた、キャディがボールの後ろから目標や飛球方向を確認する動作ですが、これが禁止されたのです。

 

・現在のルールは肩の高さからドロップしますが、新しいルールでは「膝の高さ」からドロップすることになります。

低い位置からドロップできるので、救済エリアの範囲内にボールをを止めやすくなりますね。

 

 

この改正はツアートーナメントにも大きな影響を与えています。

これまでは選手が度々競技委員を呼んで、試合が遅延することや中断を余儀なくされるケースが多くありましたが、選手の判断と誠実さに委ねる改正がなされ、試合進行の円滑化に大きく寄与することになるでしょう。

 

トーナメントにおいて、テレビ視聴者からのクレームが減ることも予想できます。

それによって罰が課されるようなケースも著しく減ることになると思われます。

 

このルールの簡素化はまた、アマチュアゴルファーのプレーにも大きな影響を及ぼし、ラウンド時間の短縮につながることが望まれています。

 

ゴルフが初心者のあなたも、この新ルールをマスターすればプレーに必要な最低限のルールが身についたも同然です。

ゴルフがより身近で魅力的なスポーツとなり、競技人口増に期待しましょう。

ゴルフ初心者が知るべき、コースの新呼称

新ルール改定に伴って、コース内エリアの呼び方も変わりました。

改定された新呼称

ティーグラウンド⇒ティーイングエリア

ウォーターハザード⇒ペナルティーエリア

スルーザーグリーン⇒ジェネラルエリア

バンカー⇒従来通り

パッティンググリーン⇒従来通り

 

ペナルティーエリア(旧ウォーターハザード)とは、主に池やクリークなどの水域を指します。

赤杭や赤線で示されている。

黄色で表示されているところもあるが、新ルールでは赤のみの表示が推奨されてます。

 

ジェネラルエリア(旧スルーザーグリーン)とは、ティーイングエリア、バンカー、ペナルティーエリア、パッティンググリーンを除く、コースのすべてを言います。

フェアウエー、ラフ、林の中もジェネラルエリアと呼びます。

 

これらの新ルールはブルタニカの電子版では報道されていますが、活字の大辞泉などの百科事典に載るのは、しばらく先のことになります。

この機会に雑学の域を超えて、しっかりと学んでおきましょう。

 

ゴルフをスポーツとして楽しむために初心者の今から、しっかりとルールやマナーを学んでおきましょう。

 

ルールに対する正確な知識と厳格な対応がいかに大切か。

次章ではこのルールに曖昧に対処したがために大失敗した、クラブチャンピオンの話を大公開します。

ゴルフ初心者が必ず知っておくべき、ドレスコードの知識とマナー!

ドレスコード

ゴルフの初心者が必ず知っておくべきマナーの一つがドレスコードへの知識です。

プレーする以前にコース敷地内に一歩入ったら、服装には気をつけましょう。

 

ドレスコードに対しては、最近カジュアルなコースは増えてはいますが、メンバーシップでもパブリックでも格式を重んじるコースへTシャツにスニーカーで行ったら大恥をかいてしまいます。

 

襟付きのシャツを着ることが大原則です。

ボトムでジーンズは避けてください。

 

近頃は、ほぼどこのコースでも折り目のない綿パンでも大丈夫ですが、カーゴパンツの類は禁止されているところも多いので、事前に確認しておきましょう。

 

夏、半ズボン着用時はひざ下までのソックスをはくのがマナーです。

女性もミニスカートやショートパンツの時は、ストッキングか長いソックスが常識です。

 

靴については、ヒールのあるものやハードなメタルスパイク付きはだめです。

スニーカーか専用のソフトスパイクにしましょう。

 

 

ちなみに東京オリンピックの競技会場となる『霞が関カンツリー倶楽部』のドレスコードは、下記のようになっています。

 

◎好ましい服装として、細則に次のような規定があります。

・来場の際は必ず上着・ブレザーやジャケット類を着用

・ラウンド中は安全のため必ず帽子を着用し、クラブハウス内の食堂では脱帽

・折り返しのある襟付きのシャツを着用

・半ズボンは、膝上までのもの

・スカート・キュロットは膝上5cm以内のもの

・シャツの裾は中に入れる

・半ズボン着用時は必ずハイソックスを着用する

 

◎好ましくない服装としての規定

・襟の短いシャツ(襟部分が4cm以下)

・シャツの裾は外に出さない(但し、オーバーブラウス仕立てのシャツに限り着用も可能)

・カーゴパンツ・ジーンズ等の着用、また、極彩色、迷彩柄、飾りが目立ち過ぎるデザインものはダメ

・半ズボンに短い靴下

・襟の無いシャツ
(Tシャツ・トレーナー等、女性はタンクトップ・キャミソール等)

・アンダーウェアの重ね着、アームカバーの使用(半袖ポロシャツの下にアンダーウェアの着用)

・女性のミニスカート・ホットパンツ・スパッツ・レギンス

出典:東京オリンピック ゴルフ会場、霞ヶ関カンツリー倶楽部のドレスコードは?