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霞ヶ関カンツリー倶楽部の会員になるのを拒否されたスーパースター!

霞ヶ関カンツリー俱楽部 ゴルフ名門コース

ゴルファなら一度はプレーしてみたい霞ヶ関カンツリー俱楽部。

その霞ヶ関カンツリー俱楽部があろうことか、昭和のスーパースターに対し入会拒否をしていたのです。

 

会員になるのを断った理由が「若すぎる」からでした。

だが、これは表向きの理由に過ぎません。

 

 

名誉や地位があり、経済的に恵まれた人でさえ、嫉妬の感情はあります。

いやいや、地位の高い人ほど、実は嫉妬の感情が強いのです。

 

特に『位』と『領土(所有物)』に対する嫉妬深さは、庶民の理解を超えます。

 

スーパースターが霞ヶ関カンツリー俱楽部の会員になれなかった理由を探っていくと、名門の知られざる本性が見えてきます。

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『ミスタープロ野球』が霞ヶ関カンツリー俱楽部の入会審査に落ちた?

稀代のスーパースター『ミスタープロ野球』長嶋茂雄さんは、かつて霞ヶ関カンツリー俱楽部に入会を申し込み、審査で落とされた苦い経験を持ちます。

 

長嶋さんが現役を引退した数年後の、40歳半ばころでした。

会員になるのを拒否された表向きの理由は「若すぎるから」。

 

 

しかし、どうも実際は違うようですね。

40代半ばの男を若すぎるなんて、全く説得力がありません。

しかも、今よりかなり平均寿命が短かった人生70年時代の話です。

 

もう一つの理由は、長嶋さんのような超有名人がメンバーになると何かにつけて世間の注目を浴び、倶楽部の平穏を保てなくなることを一部の会員が危惧したからだとも言われています。

 

さらには、スポーツ選手入会の前例を作りたくない、との思惑があったと推測する向きもあります。

しかし、筆者は人の感情に関わる問題もあったのでは、と勘繰ってしまうのです。

 

確かに閉鎖性を伝統とする名門倶楽部が、世間から過剰な注目を浴びるのは大変なことです。

つい最近、それを証明する出来事がありました。

 

2020 TOKYO 五輪のゴルフ競技会場に決まったとたん、霞ヶ関カンツリー俱楽部が世間の好奇の目にさらされ、数々の批判を浴びたことは記憶に新しいところです。

 

特に女性正会員が一人もいない事で、大騒ぎになりました。

けれども長嶋さんを会員にして、それほどの騒ぎになるでしょうか?

 

いくら何でも、あのような大騒動になるとは考えられません。

他の理由の方が大きかったとしか思えないのです。

長嶋茂雄さんが慶応出身ならメンバーになれた?

ここで仮説を立ててみましょう。

もし長嶋さんが立教ではなく慶応大学出身だったらどうだったか?

 

おそらく、間違いなく会員になれたでしょう。

いや、大歓迎されたこと間違いなしです。

 

なぜなら、プロ野球大洋ホエルーズに入団し、横浜ベースターズの監督を務めた山下大輔氏が目出度くメンバーになったからです。

 

まあ、山下氏がメンバーになっても世間が注目することはありませんが、有名スポーツ選手、野球選手であったことに変わりはありません。

 

では、なぜ簡単に入会できたのか?

ズバリ、山下大輔氏は慶応大学出身だからです。

 

 

霞ヶ関カンツリー倶楽部の慶応閥は異常なほど強いのです。

特に山下氏には同じ慶応野球部出身で、霞ヶ関カンツリー倶楽部の大立者がバックにいると言われています。

 

「だから山下氏は例外ですよ」というメンバーもいるりどです。

全メンバー約1200人のうち300人以上は慶応出身者が占めてます。

 

メンバーにはメガバンクをはじめ金融機関のお偉いさんがたくさんいて、東大出身も多いのですが、力関係では慶応閥が圧倒しています。

 

日本の経済界における学閥では慶応閥が一番力を持つと言われています。

その源泉が、慶応出身者の集まり『三田会』です。

 

この三田会が霞ヶ関カンツリー俱楽部へ及ぼし影響力が多大なのです。

昭和の大スター長嶋茂雄も、三田会には勝てなかったと思わずにはいられません。

 

だから三田会が立教出身の長嶋人気に嫉妬したのではないかと、邪推してしまうのです。

これについては、あながち否定できなのではないでしょうか。

 

いくら名門クラブと言っても、人間の集まりですから嫉妬などの感情は当然あります。

いろんな書物を読むと政治の世界ほど嫉妬の強い世界はないと言う人もいます。

 

中世ヨーロッパの貴族社会もそうでした。

古代から現代に至るまで王族の世界も嫉妬が凄い。

 

昔は王族の嫉妬が戦争の原因になるなんて、別に珍しい事ではありませんでした。

まさに位と領土への妬みです。

 

昭和の大スター『ミスタープロ野球』が、霞ヶ関カンツリー倶楽部の会員になる事を拒否された。

これについて、あなたはどのように解釈しますか?

霞ヶ関カンツリー俱楽部のメンバーにはこんな人たちがズラリ!

 

霞ヶ関カンツリー俱楽部の有名人には、頻繁にテレビで見かけるような芸能関係者はいません。

何故か?

 

伝統的な名門コースは現役スポーツ選手や芸能人はまず、メンバーになれません。

規約ではっきりとプロゴルファーのプレーさえ禁じているゴルフ場もあるほどです。

 

日本には、旧財閥系の経営者や旧貴族が中心になってゴルフ場を開発してきた歴史があります。

このような伝統が現在にも色濃く残されているのです。

 

作家などのいわゆる文化人はメンバーになれても、浮き沈みが激しく社会的認知も低かった芸能人やスポーツ選手は、古い体質を引きずる名門コースではメンバーとして歓迎されません。

 

霞ヶ関カンツリー俱楽部はJOC(日本五輪委員会)やJGAなどスポーツ関係組織、スポーツ競技団体のトップが多くいることで有名です。

霞ヶ関カンツリー倶楽部は、どんな人でもいきなり正会員になるのは不可能

霞ヶ関カンツリー俱楽部は、メンバーになるのが日本で最も難しい倶楽部の一つと言われています。

まず、原則としていきなり正会員になることはできません。

 

最初は週日会員となり、3年ほどの修業期間を経てプレーファストのテストを受け、それに合格して初めて正会員に昇格できるのです

 

『プレーファスト』のテストとは、他人に迷惑をかけずに迅速かつマナーに則ったプレーができるかどうか。

スロープレー、マナー違反はゴルフのあらゆる魅力を奪ってしまいます。

 

霞ヶ関カンツリー倶楽部に限らず、お隣の東京ゴルフ倶楽部、軽井沢ゴルフ俱楽部など名門コースはすべてプレーファストを重視しています。

 

週日会員は、日曜・祝日は会員としてプレーできません。

実際にテストに合格せず昇格できなかったり、先延ばしにされた方もいたようです。

 

故人で東京選出の著名政治家も「俺は1回目で落ちて半年、先延ばしされたんだよ」と自ら語っていたそうです。

霞ヶ関カンツリー俱楽部のメンバーはこんな人

過去には田中角栄、中曽根康弘、後藤田正晴、鈴木善幸、宮澤喜一などがメンバーとして在籍していました。

 

現在は自民党の重鎮、麻生太郎氏がメンバーです。

鳩山一族も代々メンバーですから、元衆議員の鳩山由紀夫氏もメンバーでしょうね。

 

 

実業界では、オリックス創業者の宮内義彦氏、サントリー会長の佐治信忠氏、ソフトバンクの孫正義氏、セイコーの服部一族も代々メンバーです。

 

その他、京都に本社のある老舗有名料亭一族、日本の伝統である和菓子関係者も複数、代々メンバーに名を連ねています。

 

代々と言っても、先代から相続して簡単に入会できるわけではありません。

審査はすべての入会希望者を対象にして、平等に行われます。

 

霞ヶ関カンツリー倶楽部ではたとえ現職の総理大臣であっても、メンバーであれば『総理』とは呼ばないそうです。

 

弁護士、医者、大学教授なども皆一様に『さん』付けで呼びます。

メンバーは職業に関係なく、全員平等ということですね。

 

だが、職業によっては絶対に入会できな人もいますが、そこは平等でない?

まあ、その辺は人間のやる事、任意の集団ですから大目に見ましょう。

 

ゴルフ場の入会を巡っては、長嶋さんのようなケースが度々起きます。

世界的な傾向と言ってよいでしょう。

 

平成時代にはプロゴルファ青木功さんが相模原ゴルフクラブから拒否され、最近では孫正義さんが小金井カントリー倶楽部に断られています。

 

ビル・ゲイツ氏がマスターズを開催するオーガスタナショナルから入会を拒否され、アメリカでは大きな話題になりました。

 

アメリカのことはよくわかりませんが、小金井カントリ倶楽部はユニクロの柳井正さんは会員なのに、なぜソフトバンクの孫正義さんはダメなのか、本当に理解に苦しみます。

 

どんな人間でも組織でも、必ず一つや二つ矛盾を抱えているもの。

それを「私に矛盾などない」と否定する人は、真の教養も哲学も身につていないだけです。

霞ヶ関カンツリー俱楽部はコースもキャデイも素晴らしい!

さて、気になるのが霞ヶ関カンツリー倶楽部のコース状態です。

名門だからキャデイは、お高く留まっているのでは?

 

ずばり、霞ヶ関カンツリー俱楽部のレアウトもメンテナンスも素晴らしいの一言です。

ラフも手入れが行き届いているので、ロストボールになるケースはほぼありません。

 

キャディさんもプロ意識がしっかり身についていますね。

ボールの行方もしっかり見ているし、グリーンの読みも的確です。

 

ヤーディジはすべてグリーンエッジからなので、ピンの位置によってかなり変わってきます。

そんな場合、カスミのキャディさんはとても頼りになります。

 

 

フロントやその他のスタッフも、全く気取ったところがなく礼儀正しいですね。

36ホールあるクラブハウスは18ホールの小金井CCなどに比べ、レストランも広くやや雰囲気が違います。

 

だが、やはり落ち着いています。

ゲストが多い平日でも騒然としたところは全くありません。

 

夕方、メンバーらしい年配の方々がグラス片手に語り合っている姿は、アコーディアのコース等とはかなり雰囲気が違いますね。

 

比べる対象が極端過ぎますが。

3万円払おうが5万円かかろうが、行ってみる価値は大いにあります。

 

コメント

  1. […] 出典:東京オリンピック ゴルフ会場、霞ヶ関カンツリー倶楽部のドレスコードは? […]

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