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箱根カントリー俱楽部の料金は高いが評判は上々で会員権は安い!

ゴルフ名門コース

1954(昭和29)年に開場した箱根カントリー俱楽部は、数少ない株主会員制のゴルフ場です。

設計は赤星四郎

 

関東屈指の人気コースで名門ぞろいの神奈川県にあって評判は上々、ゴルフ場ランキングでは常に県内1、2位を争っています。

 

富士箱根伊豆国立公園内に18ホールは展開し、360度のパノラマはあまりにも雄大だ。

その超名門、箱根カントリー俱楽部の会員権はえっ!と思うほど安くてお買い得ですよ。

 

景観、メンテナンス、キャデイさんなど、どれをとっても超一流との評判が高い。

ゲスト料金やドレスコード、アクセス等、箱根カントリー俱楽部の詳細を書きました。

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箱根カントリー俱楽部の会員権は買い得だ!ゲスト料金、ドレスコードは?

箱根カントリー俱楽部ではゲストのプレーフィーが季節によって細かく分かれています。

箱根は東京から最も近い避暑地ですから、やはり8月が一番高く設定されていますね。

 

降雪が珍しくない1月2月でも、平日で13,600円、土曜日、休日だと19,600円だから、さすが名門と言うところでしょうか。

 

下記にゲスト料金を示しましたが、食事代は入っていませんのでご注意ください。

キャディフィもスリーサムとフォーサムでは変わってきます。

 

〈ゲストラウンド料金(概算)〉

期間 ゲストフィ キャディフィ1R 諸経費 ロッカーフィ 利用税 合計
4/1~7/15
9/1~11/30
土・休日 25,000円 4,500円 2,000円 300円 1,200円 33,000円
平日 17,000円 25,000円
7/16~7/31 土・休日 28,000円 4,500円 2,000円 300円 1,200円 36,000円
平日 22,000円 30,000円
8/1~8/31 土・休日 28,000円 4,500円 2,000円 300円 1,200円 36,000円
平日 25,000円 33,000円
12/1~1/3
3/1~3/15
土・休日 15,000円 4,500円 2,000円 300円 800円 22,600円
平日 9,000円 16,600円
1/4~2/末日 土・休日 12,000円 4,500円 2,000円 300円 800円 19,600円
平日 6,000円 13,600円
3/16~3/31 土・休日 17,000円 4,500円 2,000円 300円 800円 24,600円
平日 10,000円 17,600円

※70才以上・18才未満及び障害者の方は利用税免税(本人確認が必要になります)。

平日ゲストフィ・コンペ割引:3組以上ゲスト1名に付き3,000円割引になります。

箱根カントリー俱楽部の会員権価格と入会条件は?

箱根カントリー俱楽部の会員権は、まだまだお買い得感があります。

正会員権の価格は相場が約380万円~410万円で名義変更料が税込み275万円です。

 

ただし、相場は2023年12月10日現在のものです。

相場は変動します。

最新の相場は必ずコチラで確認してください。

 

箱根カントリー倶楽部の会員権はここ2年で、200万円ほど上がっていますが、実力から言えばまだ割安感があります。

 

景観、レイアウト、会員数と質、従業員のホスピタリティ、コースメンテナンスはすべて超一流です。

 

特にキャディ教育は行き届いていて、言葉遣いからプレヤーヤーへの態度、アドバイスまで文句なしですね。

 

一流財界人が多いのですが、気取ったところがなくリラックス出来るコースと評判です。

良いゴルフ仲間もドンドン増えると会員は口をそろえます。

 

アコーデアゴルフによってメンバーシップが大きく棄損された日本のゴルフ場ですが、箱根カントリー俱楽部のようなコースへ行くとホットします。

 

箱根カントリー俱楽部のような名門に足を運び、まだまだ日本にはメンバーシップが健在であることを、どうぞあなたも確認してください。

箱根カントリー俱楽部の入会条件は?

箱根カントリー俱楽部の入会条件は下記のようになっています。

女性の入会は認められていますが、外国籍の方は原則入会できません。

 

・原則として日本国籍者
・年齢22歳以上
・JGA加盟コースの正会員でハンディキャップ取得者
・推薦保証人は在籍5年以上かつ年齢満40歳以上の正会員1名と理事または監事1名とする

 

他に入会で必要なものとして下記があります。

・入会申込書

・推薦理由書2枚

・誓約書

・株式名義書換請求書

・登録印鑑票1枚

・写真2枚(5cm×5cm 白黒・カラー共に可)、同一写真でうち1枚は入会申込書に貼付

・他コースのハンディキャップ証明書

・戸籍謄本(全部事項証明・抄本や一部証明は不可)

・承諾書

・譲渡承諾書

 

◎上記、赤アンダーラインの書類は会員権業者が用意します。

 

正会員1,527名、平日会員227名が在籍。

平日会員は譲渡できません。

箱根カントリー俱楽部のドレスコードは?

箱根カントリー俱楽部のフェローシップ委員会が発表しているドレスコードは次のようになっています。

 

・クラブハウス入場の際は上着(背広、ブレザー、ジャケットなど)をご着用のこと
・但し、6月~9月は除く
・上着の着用は男性のみとし女性はスマートカジュアルで可能とする。
・Tシャツ、トレーナー、ジーパン、トレパン、ホットパンツ及び下駄、サンダル、スリッパ履き  での来場はダメ。
・プレーの際は、襟付きのスポーツシャツをご着用願すること
・これ迄は半ズボンでのプレーの際はハイソックス着用としていたが、このドレスコードを緩和し、本人の良識に委ねる
・ゲストは、会員から前記の旨の説明をうけること
・他人に不快感を与える服装は避ける

まあ、名門コースとしてはごく当たり前のドレスコードですね。

リゾート地だけあって夏季については、かなり緩和されています。

箱根カントリー倶楽部の基本情報とアクセス

箱根カントリー俱楽部の公式ホームページ

 

〈箱根カントリー俱楽部の基本情報〉

開場年月日 昭和29年7月4日
休日 毎週水曜日(4/1~11/30は無休)・1/16~2月末は火曜日から木曜日
加盟団体 JGA  KGA
ホール数 18H
コース種別 丘陵
コースレート 73.2
ヤーディジ 7,085y
設計者 赤星四郎
会員数 正会員1,527名 平日会員227名

箱根カントリー俱楽部へのアクセス

〈自動車の場合〉

東京 ― (約60分)→ 御殿場IC―(約25分)→ 箱根カントリー倶楽部

東京 ― (約50分)→ 小田原IC ―(約40分)→ 箱根カントリー倶楽部

 

〈電車での場合〉

東京駅(東海道新幹線)― (約40分)→ 小田原

新宿(小田急ロマンスカー)― (約90分)→ 箱根湯本

 

箱根湯本駅から倶楽部間を無料送迎バスを運行していますが、完全予約制で季節によって運行時間などが変わりますので、詳しくはコースフロントにお尋ねください。

 

◎タクシー 利用

箱根湯本から(約30分) :5,000円位

小田原から(約40分)  :7,500円位

 

〈バスの場合〉

・小田原駅東口からのバス便 4番線

・湖尻桃源台行バス(約1時間)

・箱根湯本駅からバス(約45分)

◎小田急高速バス

新宿駅西口 → 箱根カントリー入口(120分)

 

箱根の富士屋ホテルは豊臣秀吉も宿泊した?本格的開発は渋沢栄一が最初だった!

箱根は徳川家康によって江戸が開墾される以前からのリゾート地だった。

その歴史は、はるか戦国時代の天正年間まで遡る。

 

北條氏征伐で小田原城攻めをした豊臣秀吉も、強羅の藤屋旅館に滞在したという記録が残っているから驚きだ。

 

それから200年余を経た明治11年、米国帰りの青年山口仙之助によって藤屋旅館は買収され、外国人専用の富士屋ホテルに姿を変える。

 

大正6年には富士屋ホテル仙石別館に併設された仙石ゴルフコースが開場。

当時皇太子であった後の昭和天皇は、宮ノ下御用邸に滞在中は毎週プレーに訪れていたという。

 

箱根と言えば、東急の創業者・五島慶太と西武鉄道創業者・堤康次郎による苛烈なる開発競争を想像する人も多いだろうが、箱根仙石原を最初に開発したのは、なんとあの渋沢栄一だった。

 

明治維新直後、関東一円に牛乳を供給する目的で、広大な芦ノ湖畔一帯を神奈川県から払い下げられことが開発の始まりだった。

 

時代は休むことなく進む。

昭和28年前後、渋沢栄一が設立し仙石原の大部分を所有していた箱根温泉供給(株)では、新規事業として会員制18ホール、パブリック18ホール、他ホテルなどの一大リゾート事業を計画する。

 

日本ゴルフ協会副会長・野村駿吉を伴って視察した設計者の赤星四郎は、建設予定地をこの上なく気に入った。

 

「これ以後、これ以上広大なゴルフ場適地は望めない」

これが箱根カントリー俱楽部の始まりだった。

 

昭和28年4月、経済専門誌を出版しゴルフに詳しかった高橋修一を社長に迎え、複数の財界人が出資した奥箱根興業(株)が設立される。

 

高橋修一は、後に埼玉県の日高カントリー俱楽部を開設した人物だ。

その後、奥箱根興業は小田急の資本によって(株)箱根カントリー倶楽部に吸収された。

 

この吸収合併が名門コースを生む、大きな要因となったのは疑う余地がない。

小田急資本が入らなければ名門・箱根カントリー俱楽部の姿は、現在と全く違っていただろう。

 

社長だった高橋一族が経営に携わる日高カントリクラブや大相模カントリー俱楽部と箱根カントリー俱楽部の運営を比べたら、一目瞭然だ。

 

さて、赤星四郎は箱根外輪山の稜線とコース内をうねる地平の変化を対応させ『自然に語らせる』をテーマに設計したのだと言う。

 

規模は縮小されたが、昭和29年7月3日には待望の18ホール、7000ヤード・パー74の箱根カントリー俱楽部が正式にオープンする運びとなった。

 

当初は大きなワングリーンをベント芝と高麗芝に貼り分けた、コンビネーショングリーンだったが、メンテナンスでは大いに不都合だった。

 

昭和33年にベントをメイン、高麗をサブとする2グリーンに改造。

現在はさらに改造され、ベントのワングリーンとなっている。

 

結果として各ホールに大きな横長、或いは縦長のグリーンが多く、ピンポジションによって攻め方が全く違う戦略を求められる。

 

奥仙石原特有の大きなうねり、沢、沼、地表の盛り上りなどを効果的に活かした、実に個性的な18ホールの箱根カントリー俱楽部

 

その中でも特に印象的なホールを挙げてみた。

4番(440ヤード・パー4)ここは第二打が、時として流れが荒々しい早川を越えて打って行かなければならない。

 

12番(486ヤード・パー5)は、沢越えの豪快な打ち下しホール。

距離的には2オンも可能だが、確実に3オンをん狙うか、戦略性が試されるホールだ。

 

15番(546ヤード・パー5)は最難関ホールだろう。

外輪山の裾野から延びるフェアウエイのうねりが大きく、左傾斜がきついので安定した足場でのショットが望めない。

 

箱根カントリー俱楽部はオープン直後から何度も改良が加えられ、現在は7,085ヤード・パー73として運営されている。