ゴルフで100を切るのは、そう難しいことではない。
初心者のスコアに大きな割合を占めるパットとアプローチを自宅で練習するだけで、スコアーはかなり縮まるもの。
自宅での練習方法とピッタリの道具を紹介しよう。
この記事を読んで、3ヶ月以内に100を切ろう。
自宅でゴルフのレッスンができる道具は、これがおすすめ!
初心者はスコアの約70%がグリーン周りのショートゲーム。
その内訳は30%がアプローチで、パッティングが40%も占めている。
これからもわかるように100を切るためには、パッティングはとても重要です。
パッティングで重要な要素は二つ。
・方向性
・距離感
フックライン、スライスライン、あるいはストレートのラインに関わらず、正しい方向にボールを打ち出せなければパットはカップインしません。
同じく距離感も大事。
方向が合っていてもカップに届かなければ、永久に入りません。
逆に強すぎてもボールはカップの上をする抜けるか、ピンに跳ね返えされてあらぬ方向へ。
方向性と距離感、この二つの要素が嚙み合ってこそパッティングは成立します。
パッティングの上達で重要なのが、立ち方、すなわちボールに向かった時の構え、アドレスです。
ボールと正対していなければ、正しい方向に打ち出すことはできません。
スタンスの広さは肩幅程度、グリップはアイアンとはやや違ってきます。
そこでパッティンググリップの原型を知っておくことが肝心です。
パターは右手から合わせるとスクエアに握れます。
写真のように、手のひらがシャフトに平行になるようにして、握ってください。
正面から見て軽く両手を合わせる状態。
左手が被っていたり、右手が被っているなど捻じれがないように注意してください。
このイメージで握ると設計された通りのパターのライ角度で打つことができ、余分な力が入りません。
方向性も転がりも安定します。
パッティングの基本は手首を使わずに打つこと。
バックスイングの長さとフォローが同じになるのが理想です。
パターのダックスイング
バックスイングとフォローが左右対称になっている。
手首の角度が、アドレス時の状態を保っているのが分かりまね。
さて、グリップとスタンスが分かったら、左肩を起点に両腕で作った三角形を柱時計の振り子のように動かして、ボールを打って行きます。
ボールは特に違和感がなかったなら、左目の下にくるように立ちます。
こうすると少し首を傾けるだけで、右目でボールの後ろが見えて方向性も距離感もつかみやすくなります。
人には利き目がありますので、どうしても見ずらかったりぎこちなさを覚えたら、微調整してください。
ストロークでは、下半身を動かさないでください。
下半身を動かさないようにするには、アドレスで少し両膝を内側に絞ります。
太ももの内側の筋肉が少し張るくらいの感じです。
そうすることで、ブレがなくどっしり構えられます。
パッティングが上達するコツは、2mくらの短い距離を繰り返し練習することです。
この練習なら自宅でも簡単にできるので、上達のチャンスは増えます。
写真のようなパッティング用マットでパターのヘッドをラインに沿って真っすぐ出してやることを覚えましょう。
それと同時に1m、2m、3mの距離感をつかんでください。
自宅で簡単に練習ができる道具として、おすすめナンバーワンがパッテング用マット。
スコアを手っ取り早く縮めるために、パットの名手になってください。
パッティングはスライスラインでも、フックラインでも定めた目標方向に真っすぐ打ってやることが基本。
このマット練習を繰り返すとたちまち1ラウンドのスコアを、4、5つ減らすことが可能です。
練習はバックスイングをまっすぐ引いて、真っすぐ打って行くことに重点を置いてください。
そして、バックスイングとフォローが同じくらいの振り幅になるように心がけましょう。
大事ですからもう一度言います。
バックスイングからフォロースルーにかけて、手首を折り曲げないでストロークする。
左肩を起点に両腕で作った三角形を柱時計の振り子のように動かすと、方向性も距離感も安定します。
よくゴルフ場の練習グリーンで10m以上の長い距離ばかり練習している人を見かけますが、短い距離を何度も打って距離感を身体にしみ込ませる方が大事です。
さらに2mのパッティング練習を繰り返して、この距離ならかなりの確率で入る、1mなら絶対入れるという自信はとても大事です。
この距離に自信が持てたら、強気のパッティングができて3パットは間違いなく減ります。
少々のオーバーを怖がらずに打てるからです。
ロングパットでも2m以内に寄せればいいや、という気持ちで打てばプレッシャーに負けず、カップに寄る確率は高くなるのがパッテングの妙。
このようなことが分かれば、ロングパットより短いパットを繰り返し練習する方が、より効率的であることが理解できると思います。
そして、ショートパットは強く打って行きます。
Neva in never up:届かなければ決して入らない。