いわゆる「三密」が避けられるスポーツ、レジャーとして、ゴルフが俄然注目されています。
2021年からゴルフ場の入場者が大幅に増え、スタート予約が困難なコースも出現。
ゴルフ人口も最低を記録した2020年を境に、増加に転じました。
依然、高齢者の比重は高いけれども昨今のゴルフ人口増は、若年層や「ゴルフ女子」の存在を抜きに語ることはできません。
このような状況で、もう一つ密かに注目を集めているのが『ゴルフ会員権』です。
まだ「急騰した」と表現できるほどではありませんが、ゴルフ会員権を仲介する業者には問い合わせが、かなり増えています。
バブル経済の崩壊で、その存在意義がすっかり薄れてしまった感のあるゴルフ会員権。
けれども選ぶコースを間違わなければ、会員としての価値を存分に発揮するのがゴルフ会員権です。
むしろ、相場が「底に近い状況」あるいは「少し値が上がった」と思われる今こそ、ゴルフ会員権を買う絶好のチャンスと言えるでしょう。
・ゴルフ会員権を購入するにあたっての注意点は?
・会員権業者を選ぶポイントは?
・ヤバイ業者のよることは?
などについて、一緒に見ていきましょう。
きっと、あなたの豊かなゴルフライフの一助になるでしょう。
ゴルフ会員権業者を選ぶときのポイント!
ゴルフ会員権売買で仲介業者を選ぶときに最も注意が必要なのは、契約書の存在です。
たかが紙切れ一枚と思ってはいけません。
取引が固まる前に「まずは、契約書にサインしてください」と言ってくる業者には、くれぐれも注意しましょう。
これが、契約書ではなく「注文書」「発注書」「申込書」「確約書」などの別名を使用する業者もありますが、目的とするところは皆同じです。
売り先や仕入れ先が決まる前に『書面』によってお客様を縛り付け、逃げられないようにするためなのです。
書面を取り交わすのは、あくまでも購入価格や売値がきちんと決まり、取引の話が煮詰まってからにしてください。
具体的に説明します。
例えば、あなたが東京都の『東京国際GC』を買いたいと、業者に問い合わせたとしましょう。
業者が「現在の相場が260万円です。つきましては東京国際GCの会員権を260万円で買うという契約書にサインしてください」と言ってきたとします。
このよーな段階では、絶対にサインしてはいけません。
ヤバイ業者の常套手段です。
あくまでも契約書、またはそれに準じた書面を交わすのは会員権の売買価格がはっきりと確定し、取引の日時が具体的に決まってからにしてください。
言われるまま早々と契約書にサインしてしまうと、次のよう言葉が返ってきます。
「260万円の会員権は売れてしまいました。280万円ならお世話できますので、このチャンスを逃さず購入しましょう」。
「260万円と言ったでしょ。約束が違います」と主張しても取り合ってくれません。
日本の消費者は契約書などの書面を細かく読まないもの。
それを逆手に取り、業者は自分たちに有利な内容で契約を締結させるのです。
日本人は裁判も嫌がります。
仮に裁判にしても、弁護士費用や時間的なコストを考えたら割に合わないことになります。
それらをすべて計算したうえで悪徳な方法を用いる業者が実際にいるので、ここは要注意ですよ。
まずは何度か電話やメールでやり取りをして、金額、取引方法等に納得がいってから書面を交わすようにしましょう。
見積もりが無料なのは業界の常識です。
無料で見積もってもらい、金額的に双方が納得できたら次の段階に進んでください。
これは、会員権を買う場合も売る場合も同じです。
そのような誠意を持って対応してくれる業者を選ぶことが、とても重要になります。
メール、電話などで問い合わせをして、取引までの流れについて説明を受けてください。
問い合わせに対する説明が明快で「双方が納得がいくまで、話し合いましょう」というようなスタイルなら、かなり信用できます。
繰り返しますが「すぐに契約を」と迫られたら、その業者はやめておくのが無難です。
会員権業者を選ぶとき、次のポイントをしっかり押さえておきましょう。
・商談が始まる前に契約書へのサインを求める業者は信用できない
・契約を交わす前に、じっくりこちらの要望を聞いてくれる業者は信用できる
ゴルフ会員権の売買は、できる限りスッキリ終わらせたいもの。
業者選びは大事です。
ゴルフ会員権の値上がり間近?ゴルフ人口が増えている!
日本のゴルフ人口は1994年の1,450万人がピークと推定されます。
その後は減少に転じ、2015年には760万人とピーク時から半減します。
さらに、コロナによる緊急事態宣言が発令された2020年は「自粛」が国民の合言葉となり、ゴルフ場の営業自粛も影響し、ゴルフ人口は520万人まで減少してしまったのです。
しかし、何が幸いするか分からないのは世の常。
広大な敷地を誇るゴルフ場でのプレーは「三密」を避けられるとして、ゴルフが見直されます。
結果、2021年からゴルフ場は活況を取り戻したのです。
公益財団法人・日本生産性本部のレジャー白書によると、2021年のゴルフ人口は560万人に増加します。
2022年には、バブル経済期以上の入場者を記録するコースが続出。
ゴルフ人口もさらに増加する傾向にあるのです。
ゴルフ場の入場者やゴルフ人口の増加で注目されるのが、ゴルフ会員権。
クラブのメンバーになると、これまでのゴルフスタイルが一変します。
月例会をはじめとした俱楽部競技に出場できます。
緊張感がある、普段と違うプレーを楽しむことができて、本当に楽しいですよ。
腕の覚えのあるゴルファーなら、クラブチャンピオンを決める大会にも出場可能です。
スポーツとしてのゴルフを存分に味わいってください。
ゴルフを通じた新たな友人もできます。
異業種の方もいますし、同業者のプレーヤーもいるでしょう。
あなたを未知の世界へ案内するのがゴルフ会員権です。
本格的な値上がり前に取得できる、今がチャンスかもしれません。