スポンサーリンク

美人とのゴルフは100倍楽しい!ミスユニバース日本代表とラウンド

ゴルフプレー

ゴルフは楽しいですね。

ラウンド回数を重ねるごとに深みを知り、その魅力にとりつかれてしまいます。

 

そして、美人と回ればゴルフは100倍楽しい。

元ミスユニバース日本代表とのラウンドが忘れられない。

 

彼女とプレーしたプレステージカントリークラブは、自然美と贅をつくした造形美の調和が実に素晴らしい。

 

もう一つ忘れられないのは、白河国際カントリークラブのレストランから見える深い森。

「あの森の奥には妖精が棲んでいるでは?」

 

思わず見入ってしまうほど、心惹かれる妖しい木々。

クラブハウスが建て替えられて、妖精はどこかへ行ってしまった?

スポンサーリンク
アドセンスディスプレイ広告

ゴルフは美人と回ると100倍楽しい!元ミスユニバース日本代表とのラウンド

元ミスユニバース日本代表のMさんとプレーしたのは、栃木県のプレステージカントリークラブ。

東北縦貫道栃木ICから5分と恵まれた立地に36ホールを展開する、アメリカンスタイルの素晴らしいコースです。

 

西洋風のいかにもバブリーなクラブハウスのすぐ裏手に練習グリーンがあり、その前方には大きな池が青々と水を湛えています。

 

レストランの窓から眺めるこの風景は、不思議なほどプレーヤーに落ち着きとやすらぎを与えてくれるのです。

 

この素晴らしいゴルフ場で一緒にラウンドする4人のうち2人は、その日が初対面でした。

レストランでコーヒーを飲みながら、互いに自己紹介をしてコースへ出たのでした。

 

 

 

プレーは西コース1番からスタート。

「Mさん、お先にどうぞ」

 

当然、彼女はレディースティから打つだろうと思って促したのですが、

「いいですか、じゃお先に失礼します」

 

と言って、白マークのフロントティからパーンと一打目を放った。

ファウエーのど真ん中に落ちたボールは200ヤード近くまで飛んだから、これはビックリ。

 

「今日のゴルフは楽しく回れるな、きっと」

あのショットは、そんな予感をさせるのに十分でした。

 

身長170㎝くらいはありそうな、スラリとした美形。

いや、並の美形ではありません。

 

淡いピンク系の長袖ウェアに黒っぽいパンツスタイルが春の青空と緑の芝生に、実によく映えていました。

 

背筋がピーンと伸び、何を身に着けても似合いそうな雰囲気が漂っていました。

スイングもゆったりとした素直なフォームで、小気味よくボールを打って行きます。

 

ドライバーは、並の男がちょっとこすると置いていかれるほどの飛距離で、フェアウェイウッドはほぼミスをしないほどの腕前です。

 

性格的にはサバサバしていて、実に淡々とプレーしていたのが印象的でした。

聞くとレディスティーから打った記憶は、ほどんと無いと言うことでしたが納得です。

 

彼女がミスユニバース日本代表だったことを知ったのは、このラウンドの何年も後のことでした。

有名私大在学中に日本代表になり、プエルトリコで開催された世界大会へ出場したのだと言います。

 

その話を聞いた時、あのピッシと決まったお辞儀の仕方、きびきびとした動き、語尾がはっきりした物言い、なるほどと一人納得したものです。

 

 

プレステージカントリークラブは、何度も男女のトーナメントが開催された、本格的なチャンピオンコース。

 

特に我々がこの日プレーした西コースは距離もたっぷりあり、栃木県でも指折りの名コースといえるでしょう。

 

その難易度の高いコースで彼女はレギュラーティから打って、100を楽に切っていたからすごい。

ゴルフは楽しい」と満喫しているように見えました。

 

プレーが終了した後、4人はレストランに集まります。

車を運転しない私と事務局長の二人はビール、他の二人はソフトドリンクで乾杯。

 

互いに楽しくプレーできたことなどを話していたが、唐突に彼女は私に聞いてきたのです。

「私、結婚したいけど、なかなかいい人が見つからないの。誰か良い人いないでしょうか」

 

彼女が言うには、とても結婚願望が強く知人から結婚に縁が薄い名前だと言われて、一時は改名も真剣に考えたのだとか。

 

「選び過ぎるんじゃないの?」と聞く。

「いや、それはないと」と彼女は答える。

 

だが、急にそんなこと言われて、こちらとしても戸惑うだけだったのです。

 

私が言います。

「Mさんのように美人で頭がよく、仕事もできる人は結婚しない方がいいよ。

永遠に男どもの憧れの的であり続けなさいよ」

 

彼女は無視して、

「事務局長さんも、どなたか良い方いらっしゃいましたらよろしくお願いします」

 

それにしたって、この日が初対面なのに。

18ホールを一緒にプレーすると、これほど人の距離が縮まるのです。

 

こんな美人からこんな打ち解けた話をされるなんて、やっぱりゴルフは最高。

実に楽しい。

 

自然美と造形美の調和が素晴らしいプレステージカントリークラブ!

クラブハウスとその周辺に贅を尽くしたゴルフ場が多くあります。

その代表格が栃木県のプレステージカントリークラブで、レストランからの眺めが素晴らしい。

 

公道をからクラブハウスへ続くアプローチ道路の桜並木も見事です。

元ミスユニバース日本代表のM女史とプレーしたのが、プレステージカントリークラブ。

 

このゴルフ場は高額募集の先駆けともいえる存在でした。

バブルの火付け役みたいなコースだったとも言えるでしょう。

 

昭和の終わりから平成初めにかけて、確か3,000万円で募集していたように記憶しています。

栃木県では破格の募集金額でした。

 

現在はPGMの傘下にあるプレステージCCは、梓CCとして会員募集を開始。

その後に経営破綻しました。

 

競売にかけられ当時の株式会社千成が、アッと驚く価格で落札したのです。

簡単な経緯は下記のようなものです。

 

前身の梓CCが会員を集めるだけ集めてまくって、工事には一切手を付けることのないまま破産し、破産管財人によって土地が競売にかけられたのです。

当時の株式会社千成が落札した金額は、最低入札価格の数倍といわれる約32億円。

ゴルフ業界に衝撃が走ったのは言うまでもありません。

二番目の入札金額が当時業界の雄と言われた、日東工業の10数億円ですから、あの金額の衝撃度がわかろうというものです。

 

お陰で、旧梓CCの会員権を抱えて憤懣やるかたない体だった債権者も、100%の配当を受けたようです。

プレステージCCを完成させた千成はその後STTと社名変更し、破竹の勢いで拡張路線を突っ走ったのだったが2002年10月、東京地裁に民事再生を申請した。

負債総額は4990億円超であった。

アメリカのファンド・ロンスターがスポンサーとなり、現在はPGMグループが経営母体である。

 

 

大浅間CCや軽井沢高原GCなど軽井沢周辺のコースは、レストランから眺める風景がとても雄大で、つい見とれてしまうほど。

 

このようにプレーも楽しいが、眺める風景がまた素晴らしく、これも人を惹きつけるゴルフの大きな魅力の一つです。

白河国際カントリークラブの森には妖精が棲んでいた?

ゴルフ場の森に妖精が棲む?

福島県の白河市に白河国際カントリークラブがあります。

 

周辺を雄大な雑木林に囲まれた自然豊かなゴルフ場です。

このゴルフ場を開設した(株)成井農林の成井社長とは親しくさせていただき、よくゴルフをしました。

 

丘陵というよりは林間コースの趣を持つホールが多く、バックから打つ那須コースはフェアウェイが広く距離もある堂々たるチャンピオンコース。

 

成井社長は元々林業屋さんだから、朝が早い。

日の長い夏場は朝4時半ごろから知人たちと開場前のコースを回る。

 

私は東京から行くので、途中から加わりいつもハーフだけのお供。

プレー後、朝風呂に入り朝食を摂ってゴルフ場から30分くらいの西郷村にあった本社へ向かう。

 

社内で新設中のゴルフ場について打ち合わせをし、東京で用事のないときはのんびりと昼食を摂り、そのあとゴルフ場へ引き返すことも度々だった。

 

ハーフが終わって、もう一度風呂で汗を流す。

弱アルカリ性の天然温泉だから、肌がつるつると滑るのが特徴。

 

コンペを何度も開催しましたがこのコースの天然温泉は、女性にとても評判が良かったことを覚えています。

 

東京へは新白河駅から新幹線に乗るか、さもなくば相棒の運転する車だから、こんな時私は必ずビールを飲む。

 

新クラブハウスはめったに見られない銅板吹きの屋根を持つ、威風堂々たる和風の建物に仕上がった。

だが、私は古いクラブハウスが気に入っていた。

 

クラブハウス

 

ビールをやりながら、レストラン東側の窓から見る森がたまらなく妖しいのだ。

夕暮れて行くときの静けさ。

 

森の一部が赤紫に染まったかと思うと、次第に深緑に陰り闇がゆっくりと降りてくる。

翳りゆく森閑の塊をゴッホと北斎が描いたら、どんな絵になるのだろうか。

 

あまりにも神秘的なので、私はあの森には妖精が棲んでいるのではないかと思うようになっていたのです。

行くたびにジョッキー片手に目を凝らして見入ったが、妖精を見ることはついぞなかった。

 

成井社長に話したが、

「ハハハ、面白いことを考えるんだな」

で終わった。

 

愛鷹シックスハンドレットクラブからの眺めは雄大!

愛鷹シックスハンドレットクラブの眼下に横たわる伊豆半島と駿河湾。

この雄大な絶景もまた、忘れ難い。

 

少し風が出ると湾内に小さな白波が無数に湧き出て、青い海をざわつかせるのです。

これを地元の人は『ウサギが走る』と呼ぶのだと聞いたことがある。

 

青い海原を駆けまわる白いウサギ。

浮世絵の世界と童話のマッチングが、何ともロマンチックじゃありませんか。

 

愛鷹シックスハンドレッドは富士山から吹き降ろす風と、逆方向から吹く海風をまともに受けて芝生は育つ。

 

だから芝目がきつく、パットはスリリングだ。

見た目は明らかにスライスラインだが、ボールが傾斜に逆らってフックラインを駆け上るグリーンさえあるほどです。

 

このスリリングなグリーンを知り尽くした、キャディさんが示すラインに乗せてボールを打って行く。

ライン通りにボールは転がり4メートルのバーディパットが見事カップイン。

 

これもゴルフの応えられない醍醐味、魅了。

難しいラインと微妙な距離をバーディパット、しかもキャディとの呼吸がピッタリ。

 

喜びの三重奏、いや四重奏ですね。

ゴルフは一人の競技でありながら、他人と分かち合える喜びもあるのです。

 

丘陵地帯に展開される18ホールはフェアウェイが広々として、OB杭はあまり気にならない。

だが、微妙にうねったフェアウェイからのショットは難易度が高く、古い手造りコースの特徴が色濃く残されていて名コースと呼ぶにふさわしいゴルフ場だ。

 

ややつま先下がりの難しいライから、長い打ち上げのパー4をナイス2オン。

打ち上げとつま先下がりのフェードを計算した距離感に、6番アイアンが見事に応えてくれた会心の一打。

 

身震いするような快感が身体を突き抜けていく。

ゴルフの魅力は、ゴルフ場のいたるところに転がっているのです。

 

愛鷹シックスハンドで開催したコンペで、当時のオーナーだった西野さんを紹介された。

パーティで隣りに座った西野さんが、アウト51,イン39で回った私の当日のスコアに興味を持った。

 

「Cさん、あんたの実力はアウト、インのどっち?

ウチのゴルフ場はなかなか30台は出ないよ」

 

JGAの専務理事を長く務め、アメリカ仕込みのゴルフに精通した西野さんがおっしゃる通り、このゴルフ場は本当にタフだ。

 

私が質問したことへの西野さんの答えが、いまだに強く印象に残っている。

「1969年(昭和44年)の開場ですね。あの頃よく東京から200㎞もあるところにゴルフ場を造る気になりましたね」

 

「私はね、若いころアメリカに住んでいましたから、向こうは200キロなんて日常生活でもしょっちゅう走る距離ですよ。距離は全く気になりませんでしたね」

 

愛鷹シックスハンドクラブは西野氏が遺した傑作です。

これが今はアコーデアゴルフの手に落ちたのだから、とても寂しい。